もう次が最後だから。

2015明治安田生命J2リーグ 第41節
磐田 0-0 横浜FC @ヤマハスタジアム(磐田)
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5分以上の長いアディショナルタイムの後、
3回に刻まれて吹かれたタイムアップのホイッスル。
その瞬間、今季最高の1万3000を越える観衆で埋まった
スタジアムは何とも言えない無力感に包まれた。
「何もできなかった。」
そんな空虚な90分間だった。
ここ3試合の磐田とは全然別のチームだった。
ちぐはぐな攻め、つながらないパス、
味方をそれたボールをカットされ、食らう逆襲、
とにかく、前に向かう動きが弱かった。
横浜の下手さに救われて失点こそしなかったが、
敵にゴールポストを叩くシュートも打たれるなど、
枠内シュートでは相手に負けていたのではないか。
果たして次節までに立て直しはかなうのか。
また、決定力不足は解決するのか。
何とも言えないが、顔を上げて前に進むしかない。
勝ち点で福岡に並ばれてしまったとはいえ、
今の得失点差をひっくり返すのは簡単ではない。
勝ちさえすれば、勝ちさえすれば、大丈夫。
有利な状況に変わりはない。
彼らを信じて、私もビッグアイにのり込みたい。

「LOVE JUBILO」もご覧ください。

「ボールが転がっている間は、世界は平和だ。」

昨日からは一転、いい天気になった。
しかし、気持ちは重い。
昨日は朝から嫌なニュースを聞いていた。
初めのうちは、不幸な出来事とはいえ、
またいかれたやつが騒ぎを起こしたか、ぐらいのつもりで
聞いて、私は磐田に向かった。
しかし時間が経つにつれて、事の重大さが見えてきた。
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何てことだろう。悲しく残念としか言いようがない。
そして実行した連中に対しては、
怒りを通り越して、情けなさと哀れみを感じる。
こんな事を起こして、ヒーロー気取りなのだろうか。
前にも一度ここに書いたかもしれないが、
お前たちが犯行前に叫んだ「神は偉大なり」というのは
確かにそうかもしれないけれど、偉大なのは神だけで、
「神の威を借り」てヒーロー気取ってるだけの連中は
神の教えを正しく読み取ることすらできず、
自分の言葉では他の人々を説得することすらできない
傲慢な愚か者だ。
何でも、スタッド・ド・フランス周辺での自爆テロは
フランス代表対ドイツ代表の親善試合後に
スタジアムから8万の観衆が出てくるのを
ねらって自爆テロを企てていたとか。
FOOTBALLを愛する「仲間」たちをねらう卑劣な奴ら。
こんな奴らがいることが、本当に悔しい。
心からお悔やみを申し上げたい。

そう、次節は「昇格トーナメント準決勝」なのだ。

2015明治安田生命J2リーグ 第40節
磐田 4-2 長崎 @ヤマハスタジアム(磐田)
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先週と言い、今週と言い、日々が過ぎるのが速かった。
特に今週に入って、仕事上毎朝走るようになったのだが、
体へのダメージが結構大きくて、夜になるとすぐダウン。
22時以降まで起きていられない、という状況が続き、
こちらのアップもできずじまいだった。
あと磐田が好調なのはいいのだが、
その劇的な勝利の余韻に浸っていると、
あっという間に毎日が過ぎてしまうというのも
あるのかもしれない。
先週はホームで長崎戦。
出だしのバックパスからの軽いプレーで取られたCK。
そこからのこれまた甘いマークからいきなりの失点。
堅守の長崎ということを考え、厳しい展開を覚悟。
しかしそのわずか数分後、
川辺からアダイウトンへ絶妙のスルーパス。
そして左の深いところから折り返されたボールを
冷静に落ち着いて、スローモーションのように
森島がゴールに蹴り込んで何とか追いつけた。
さらに速いリスタートからのアダイウトンのヘッド、
後半に入って左サイドに流れた太田吉彰が、
アダイウトンばりに切り返し相手を交わして追加点、
さらに終了間際の宮崎と、4得点で勝つことができた。
ただ・・・途中でもCKで1点差に詰め寄られ、
そのほかにもあわやというシーンは数知れず。
勝てたのには「運」が味方してくれたところも
あったかもしれない。
そういう意味では、「次節で昇格かも」なんて
浮かれている場合ではないと思う。
あと2戦、トーナメントのつもりでしっかり勝って
自力で昇格を勝ち取らなければならない。
そうだ、まだ「準決勝」なのだ
そして間もなく、それが始まる。
ということで、いざスタジアムへ!!!

これも楽しみの一つ。

あれからまもなく1週間。
なのに、私の心の中に今も温かい流れを巻き起こし、
心温かに、穏やかに、和やかにしてくれている、
その源は、大道芸の感動とワクワクの余韻だと思う。
もちろん見て回ったアーティストの技も素晴らしかった。
しかし、それだけではない。
アーティストを包む観衆の、街の雰囲気、
そしてその合間に食した様々なおいしいものと
喉を伝う、おいしい「キリン」ビール。
これらも確実に「温かな余韻」の源であることは
確かだろう。
初日。
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前夜の酒が残る気だるい中で、それでもここに来たら、
そしてその後向かう東京では食べられないものをと、
いただいたのが、駿府城公園会場に毎年出ている
期間限定ビアガーデン定番の静岡おでん。
(暗くなってて画像が見づらい?)
大根、卵はもちろんなんだけれど、
黒はんぺんと牛すじがなきゃ。
これでじゃがいもがあれば、板屋商店を思い出すのだが。
そして、文化の日。
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初日、二日酔いで十分食べられなかった分、
この日はおいしいものにありつこうと、朝一ビール!
どきどきランドSBSのエリアに必ず出ている
鮪料理の屋台。
以前は串焼きをいただいたのだが、今回は唐揚げ。
これがうまかった!!!
鶏の唐揚げに負けないぐらい、魚の臭みがなく、
それでいてジューシー。噛むたびに味わいがある。
ボリュームも十分。
まだ日が昇りきっていないのに、
すっかりビールを空けてしまった。
場所を移して、メイン広場3。
加納真実のステージを待ちながらいただいたのがこれ。
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アメリカ風屋台のステーキ。
大きな肉の塊を鉄板の上で切り裂きながら火を通し、
おいしそうなタレで味付けていく。
思っていたよりも柔らかく肉汁たっぷり。
この店はドリンク類も充実してて、ビールだけでなく
カクテルもいろいろな種類があった。
来年以降、機会があったら試してみたい。
そして最後はこれ。
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市役所裏の青葉公園、呉服町通りと交わるところ。
キリン一番搾りビアガーデン青葉。
駿府城公園とはちがうメニューで楽しめるのだが
これは「一番搾りもつ煮込み」。
煮込む際にビールで煮たのかな?
柔らかく、みそ味が効いていて、もつはもちろん、
ゴボウやこんにゃくにしっかり味がついている。
おいしい煮込みだ。これはビールが進む。

こんなふうに、うまいものめぐりをしながら
楽しめるのも、まずまず元気で健康だから。
来年もこれを楽しめるように、
健康で1年過ごすこと、それを心がけたいと思った。

細麺好き、塩ラーメン好き。

東京のスタジアムは貧弱だ。
何がかというと、それはスタジアムグルメ。
今は解体された旧国立競技場の「名物」は情けないかな、
マルちゃんの「ホットヌードル」だったし、
日曜日に訪れた味の素スタジアムもしかり、
はっきり言って、何もない。
あえて言うなら、「ケンタッキーフライドチキン」か?
(そのKFCも、今回は開いていなかった。)
ホントにダメだ。クラブの営業は能なしだと思う。
だったら、スタジアムに行く前に腹を満たせばよい。
ということで、日曜日はスタジアムに行く前に
駒沢オリンピック公園に立ち寄った。
何? あれほどダメだと言っておきながら、
東京五輪で日本がアルゼンチンが勝った、
あの駒沢競技場に寄るのか、と言われそうだが
私が目指したのはスタジアムではなく、その中央広場。
10月下旬から約2週間にわたって行われてきた
「東京ラーメンショー2015」に立ち寄ったのだ。
全国のラーメン職人が20ものブースを開き、
それぞれ特色あるラーメンを作るために、
アイデアをこらし、素材をそろえ、腕をふるっていた。
1杯目に食べたのはこれ。
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「なにわの黄金塩らーめん~肉祭りバージョン~」。
大阪の2つの店がコラボして出した塩ラーメン。
透き通ったスープはほんとうにあっさり。
タイトルに「肉祭り」とあるが、それはあくまでも
トッピングのことで、スープ自体は魚の「節」系。
それをいくつか合わせた透明感のある塩味だ。
麺も私好みの細麺でするするっと入ってしまった。
おいしい!! もう一杯!! ということで。
2杯目は「伊達の炙り牛タンネギ塩そば」。
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1杯目と合わせてみると、既に私の好みがまるわかり。
系統は同じあっさり細麺の塩ラーメンだ。
同じ細麺でありながら、麺の茹で具合は1杯目よりも
少し硬めで粉感が残るアルデンテ気味。
そう、この食感が好きなんだなぁ・・・。
そしてスープは・・・。
刻みネギをたくさん浮かせながら、さらに優しい味。
口内の粘膜からそのまま浸透していきそうな
美味しい塩味で、いつまでも飲み続けたい味だ。
トッピングの牛タンは確かに牛タンで、
なかなかの噛み応えなのだが、細かく刻んであるので
噛みきれなくてどうしよう、ということはなく、
麺と合わせながら食感が楽しめる感じ。
これまた仙台らしさを醸し出している笹かまぼこと
合わせて、「ご当地」らしさが出ていて
なかなかいいアイデアだと思った。
ここまで食べて一服。インターバル後にもう一杯、
と周辺を少し散歩したのだが、もう若くないかな。
しばらく時を空けたが、もう入らないや、と思い
会場を後にし、田園都市線の駒沢大学駅へ。
世田谷線、京王線と乗り継いで飛田給へと向かった。
今年は訳あって9月の静岡ラーメンフェスタにも
行けなかったので、楽しませてもらった。
今度は地元のうまいラーメン屋に行きたいものだ。