「最低限の結果」からのスタート

2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選
グループA 日本代表 3-2 バーレーン代表
@バーレーン マナマ Bahrain National Stadium

結果が全ての最終予選で内容について不満が言えるのは、
何はともあれ敵地、それも気候的に厳しい中東で
勝ち点3を取ることができたからであろう。
そういう意味では「プラス」からのスタートは切れたと思う。
ただ・・・、何なんだよあれは。
「過去」から何を学んだのだ?
特に交代で入った連中は何を意識してピッチに入ったのか。
それまで効いていた前線からのプレスが
全くと言っていいほどなくなったのはどういうことか。
改めて97年の「何が何でも」という気持ちを取り戻す必要性を
強く感じた。

最後に2つ。
能活、まだ、チャンスあるかもね。
&
俊輔がかなり厳しいコメントを出したり、
練習やゲームの中でも厳しさを発揮してるけれど
(それは是非そうしてほしい。
 だって、国内組があまりに腑抜けているのだから。)
ドイツでのヒデにならないよう、監督はじめスタッフや
JFA首脳陣はフォローしてやってほしい。

「あれから、4年の歳月が流れました。」by 山本浩アナ

「胸に宿るものが、今また、
この瞬間に燃え上がろうとしています...
国立競技場に吹いているのは、西からの湿り気を含んだ風。
遥かにフランスを想いながら、長い戦いのはじまりです・・・。」

懐かしすぎ。ホント、名実況。
カズと城が国立のセンターサークルでボールに思いを込めた
ウズベキスタン戦から11年、
あの時の危機感と、「何が何でも」という思いが
ある意味、懐かしい・・・。

いよいよ明日未明、
「始まる。」

「激務ですがお受けいただけますか?」by新城賢太郎

(新城賢太郎ってダレや? って方は、こちらを。)

それはさておき、ハンス・オフト氏か。
ま、内部人事が大好きなYFCとしても、
さすがにJ2落ちがかかったこの現状では、
「次はアンタ」って回り番人事をやるわけにはいかなかったか。
オフトについてはBestではないが、現状ではBetterかな
と思っている。
ただ・・・、長期の育成ではなく、
残り1/3シーズンという短期で結果が出せるか、
そこが心配だ。
でも・・・今は彼にすがるしかない。
(似たようなことを鰺が来たときにも書いた気がする。)

問題はフロント内部がうまくいってないことが見えてきたこと。
これで勝ち点を積めなかったら・・・空中分解かな。

PS.
どっかの国の総理は「逃げ出した」みたいだけれど、
うちの前の指揮官は、「本土決戦」になっても
自分の指揮で戦うつもりだったみたいね・・・。