「これはただのガキね。」(Copyright by恩田すみれ@踊る1)

朝夕、結果として「連勝」。
特に夕方の勝利は「何より」である。
ここで突き放されてしまえば絶望とは行かないまでも
かなり厳しい状況に追い込まれてしまうところで、
勝ったことが「成果」だろう。
しかしこの後アウェー2連戦ということも考えると
今回の試合で見せた危うさは猛省すべきだ。
イエローをもらっていながら主審の目の前で反則。
本田拓也の浅はかな行為のために
チームがどれだけ苦しくなってしまったことか。
森島の攻守にわたる熱さは称えるが、
審判への異議で不必要なイエロー、
これは許せない。
残り3戦の中でこのイエローが五輪へ向かう日本の
重く大きな「足かせ」になる可能性だってある。
ゲーム中も「危機管理」がまったくできていない
軽率なプレーがたびたびあった。
若さ故なのかもしれないが、これらは改めるべきだ。
そういう意味では、朝のA代表の方は
どんな状況に置かれてもあたふたしない
経験に裏付けされた「大人らしさ」を感じた。
U-22には「人として」、「チームとして」の
さらなる成長を求めたい。

こんな時間に起きるのって、ドイツW杯以来?

Jはお休みだったが、その分この週末は、
A代表とU-22と、「代表戦三昧」となった。
ただ、どちらも深夜、というか未明のゲームで
A代表の方のオーストリア戦は起きられずに
ほとんど前半は見られず。(録画もせず)
その反省を生かしてU-22はビデオをセットした。
しかし・・・、
A代表は敵地ということで、なかなか自由にさせてもらえず。
欧州組の融合が今回のテーマだが、融合に至るには
もう少し時間が必要か。
U-22はアウェーで勝ち点1を取ったことを素直に評価したい。
ここで負けるようなことになっていれば、
上位3国が勝ち点差1で並ぶことになってしまうわけで、
最悪の事態は回避した。
とはいえ、次節は首位カタールとホームで。
何が何でも勝ち点3が求められる。
負けられない。

「これでいいのだ」(Copyright by バカボンのパパ)

「さよなら、アジウソン。」

ずいぶん時間がかかった。
当たり前のことをするだけなのに
なぜこんなに時間がかかったのか。

報道が正しければ、この期に及んでまだ
あの「無能な経営者」右近は、指揮官を慰留したとか。
そう考えると、問題の根は深い。
チーム作りのビジョンが全く見えない(見えてない?)
そんなフロントの下で来シーズンの体制づくりや
(今回の人事はあくまでも今シーズンだけの暫定ですよね?)
現有選手の契約更改と補強をしていかなければならない。
スポンサーさんもつなぎ止めなければならない。
(例えば年々存在感を「消している」ネスレさんは、
 そろそろやばくないかい?)

「あいつにできるか?」

そう考えると「これでいいのだ」と言っているわけにも
いかないのかも。

9月3日(月)追記
今日、ランチの時に読んだスポーツ新聞によると、
昨日のアジウソンとフロントの緊急会談の場に
「無能な経営者」はいなかったそうな。
この報道が真実ならば、
この一大事に出てこない経営トップって一体?
経営能力に加え、危機管理能力も
疑われても仕方あるまい。
(もっとも、下手にその場にいて、
 慰留なんかされてはたまらないが。)

それにしても、昨日の話し合いは4時間もかかったそうな。

逃げてんじゃねぇよ!!

ゲームが終わった瞬間、
悔しいとか、失望とか、そんなものではない、
困惑というか、戸惑いというか、
何とも言えない複雑な気持ちになった。
それはおそらく次のような気持ちが
心の中で交錯した結果、生まれたのだと思う。

1 ダービーで清水に負けて、悔しい気持ち。
(普通はそうだろう。)
2 「勝ち点1」を精神的に受け入れようとしていたところで、
 あり得ない時間帯にあり得ない形で失点し、
 現実を受け入れられない気持ち。
(これもそうだろう。)
3 監督解任のためにはこういう結果になってよかったと
 ほっとする気持ち。
(普通はこんな気持ちになることはあり得ない!!!???)
4 やられるならもっとコテンパンにやられればよかったのに
 と思う自虐的な気持ち。
(ドM??)

溶け合い、混じり合うことのあり得ないこんな気持ちが
心の中でシェイクされ、それでもやはり混ざり合うことなく、
心の中で何層にも分離してしまい、すっきりできないまま
大盛り上がりのオレンジ色の波を虚ろな目で見つめる私・・・、
と、そんな時、あの支持率一ケタ台の指揮官は何と何と!!!
nigeruna_kora.jpg
「逃げてんじゃねぇよ!!」
選手たちがまだ観客にあいさつしているのに、
ブーイングを浴びながらも頭を下げているのに、
あんたはさっさと「敗走」するのかい。
情けない。