「世界のサッカー」カテゴリーアーカイブ

何やってんだか。

20150603

先週の強気はどこへ行っちゃったのか。
情けない。
一体どういう「連盟」なんだよ!?

でも、なぜスイス人で、スイスにいるブラッター会長を
アメリカ合衆国の捜査機関であるFBIが、
国境を越えて捜査しようとしているのか、
他のFIFA理事らがスイスによって逮捕され、
アメリカによって国境を越えて起訴されるなんてことが
どうしてできるのか
(国家主権とか捜査権ってどうなっちゃってるんだ!?)、
ネットでも少し調べたけれど、
よくわからなかったんだよな・・・。

ファイナルなのに。

TOYOTAプレゼンツ
FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2011 決勝
FCバルセロナ 4-0 サントスFC @横浜国際総合競技場

もう少し、ワクワクできるゲームを期待していた。
しかしふたを開けてみれば、
動けないサントス、足元へのパスに終始するバルサ、
バルサの技術の高さはわかったが、
何だか今ひとつテレビにかぶりつけない試合だった。
その前の柏vsアル・サッドの方がスピーディーで面白かった。
期待が高かった分、残念だ。

柏レイソルの冒険

TOYOTAプレゼンツ
FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2011 準決勝
柏レイソル 1-3 サントスFC @豊田スタジアム

得点差はチーム間の実力差が確かに表れたものだろう。
ただし、あの「残念な5分間」を除けば、
柏も決して悪くはなかった。
南米王者に真っ向勝負を挑み、世界に対して
Jリーグの力というものを見せることができたと思う。
相手に得点を重ねられながらも、
自分たちが世界でどれだけやれるのか、
自分たちと世界との差はどれだけか、
身をもって体験できたというこの経験は
クラブにとっても、選手たちにとっても
大きな財産になったことだろう。
そういう意味でも、うらやましさを感じた
今日のゲームだった。
残念だったが、もう1ゲームある。
もう90分、未知の世界への冒険を楽しんでほしい。
そしてその経験をJに還元してほしい。

お帰り、「TOYOTAカップ」、そしてFORZA 柏。

TOYOTAプレゼンツ
FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2011 準々決勝
柏レイソル 1-1(PK4-3) モンテレイ @豊田スタジアム

ぼくらが週末に磐田に通う理由。
それは、この大会を目指しているからだ。
Jで頂点を目指し、そしてアジアの頂点を目指す。
その歓喜の後に待っているのは・・・世界だ。
南米の、欧州のチャンピオンと同じ土俵で戦うことができる。
そんな喜びと誇りを目指して磐田に通う。
今年、3年ぶりにその「トヨタカップ」(あえてそう言う。)が
日本に帰ってきた。
残念ながらアジアチャンピオンとしてではないが、
開催国王者として、柏がこの大会に臨んだ。
彼らはJ1では敵だ。
でも、今年の柏の躍進は素晴らしかったし、
素直に彼らの出場を祝いたい。そして応援したい。
そういう思いで先週の初戦、そして昨日の準々決勝を見た。
「やるじゃないか!」
初戦のオークランド戦では相手を圧倒していたし、
昨日のモンテレイ戦も、押し込まれていたとはいえ、
苦しい時間帯をしっかりしのぎ、
わずかなチャンスをものにするところは素晴らしかった。
最後のPK戦では、「運」を超えた見えざる力が
今の勢いそのままに、柏を準決に導いたと言えよう。
それにしても、レアンドロ、すごいな。
決してこの大会の他国強豪メンバーにひけをとらない。
そしてここまで見て来て怖いのは、
柏がどんどん「大きく」見えてきていること。
やっているサッカーが「ワールドクラス」に
見え始めていることだ。
このクラブW杯が柏というクラブを、選手たちを、
どんどん成長させているように見える。
これは来季、手強いぞ。
そして那須、あなたはここでスタメンを奪えるのか?

さあ、駒野を迎えに行こう。(1ヶ月をふり返って長文失礼)

前大会でも「夢のような1ヶ月」という書き方をしたが、
今回もその言葉を使いたい。
連日連夜、楽しませてもらった。
何よりも「ぼくたちの代表」。本当に素晴らしかった。
目標とするベスト4には届かずとも、
それが決してただの夢ではない、と感じさせてくれたし、
前にも書いたが、予選の時からサポートしてきて
よかったと思っている。
ただ、私のような代表を称える考え方について
「手のひらを返したよう」と言う声もあるようだ。
しかし、自分としては「ブレている」つもりはない。
なぜなら、
「本大会での代表の活躍を願う」
「世界に胸を張れる日本代表である」
というのが、私の代表への思いの根本だったから。
本大会前に不甲斐ない戦いをすれば苦言を呈するが、
本大会で結果を出せば、歓喜する。
戦いぶりが胸を打つものであれば、心を震わせる。
これって手のひらを返したのではなく、自然なものではないか。
そういう意味では、私自身にはブレはないと思っている。

思い起こせば4年前、カイザースラウテルンで
言葉では表せないほどの失望を味わった。
青ユニを着る「誇り」さえ失った時期もあった。
しかしあれから4年、今回の代表は確実にちがっていた。
指揮官は直前まで迷いを繰り返したが、最終的に間に合わせた。
選手たちは試合ごとに成長し、「チーム」となり、
指揮官の言葉にもあったが、日本人としての魂を持って戦い、
世界に日本の存在感を示すことができていた。
心から拍手を送り、温かく迎えてよいと思う。
指揮官は続投の意志がないとのこと。
「次」の情報もいろいろ飛び交っているが
「ぼくたちの代表」をさらなる高みに導けるような人物を
議論の中でしっかりと選んでもらいたい。
そして選手たち。
一部から「燃え尽き」ちゃったような発言も聞かれている。
気持ちはわかる。しかし本当にそれでいいのか?
自身が必要とされる喜びと誇りをもう一度思い出せ。
そして2014年、ぼくたちにさらに高い歓喜をもたらしてほしい。
そのためにも、まずは再開されるJから、
一つ一つ、積み上げていかなければなるまい。

大会全体については、当初開催自体が危ぶまれていたが
無事に行われ、終わったことに安堵している。
しかし、強豪と言われるチームが内紛で崩壊したり
短期決戦ならではのリスクを避ける戦いをするために
ゲーム自体が守備的で見所のないものが増えてしまったりして
残念な点も多い。
ワールドカップがいつまでも憧れの大会であるためにも
日本だけでなく、世界全体もプロ意識を高くもち、
見応えのあるゲームが展開されるように願いたい。