「家づくり」カテゴリーアーカイブ

外構も完成


最近、いろんな人たちから、
「外構もやってるね」
という声を聞く。
そう。先月から業者に外構工事をお願いしてきたが、
先週末をもって、ようやく完成した。
私自身は宿場町の町屋風の家に、表から見えるような
庭や塀構えなどは大がかりなものはありえないと思って、
なるべく控えめにしようとは思っていたが、
それでもさすがに駐車場や家周辺が砂利敷きでは、と思い
見苦しくない程度にお願いをしてきた。
出来上がりは・・・まずまずいいんじゃない?
基礎の関係でちょっと道路レベルから家自体が
高くなってしまい、階段が4段って、町屋としてはあり得ない
そんな状態にはなってしまったが、出来具合はまずまず満足。

「縁の下のポニョ 2」

先日投稿した旧宅跡の発掘現場だが、
今日、日中にその様子を見る機会があった。
こんな感じ。

丁寧に掘られている中に杭のような、柵のような棒が見える。
雨水から守るためだろうか、ビニールをかぶせられているが
確かに一列にきれいに並んでいるのが見えた。
担当の方が近くにいて、私も時間に余裕があれば、
話を聞けたのだろうが、急いでいたので画像を撮っただけ。
でも、この目で見られてビックリだ。
最終的にはここは道路になるので、埋め戻されてしまうのだが、
そうなる前にこの目で見られてよかった。

縁の下のポニョ


自宅のすぐ脇の旧宅を解体した跡地を
毎日十人近い作業員の人たちが丁寧に掘っている。
地元の教育委員会が発掘しているのだ。
なぜ? と思う方が多いのではと思うが、
実は私の自宅はある文化財と隣接している。
その関係で、その周辺も調査しているのだ。
現在、旧宅跡は名義が地元自治体のものとなり、
わが家のものではないのだが、
やはり何が出てくるのか気になる。
最初のうちは貝殻の食べかすなどばかり
出てきていたようだが、先日ついに、
その文化財のかつての敷地境界を示した
柵というか杭のようなものが出てきたようだ。
発掘作業の時間は私にとって仕事の勤務時間にあたり、
直接作業の様子を見ることはできないのだが、
できることなら、その杭の跡を一度見てみたいものだ。
本当にその杭が木柵だとしたら、今までそんなものが
自分の下にあるとは知らずに生活していたわけで
何だかビックリだ。

外構工事、始まる。


新しい家での初めての正月も過ぎて、
生活も徐々に落ち着き、「日常」となりつつある。
(まだ明けてないダンボールが家の中にはいくつもあるが。)
そんな中、いよいよ今日から外構工事が始まった。
既に昨年末の解体工事後、役所が発注した業者が
付け替えられる道路脇に雨水排水用の側溝を作り始めたが、
それが一段落するのを待って、門柱や石積み、囲いなどの
外構工事をスタートさせた。
一応、自分の住んでいる地区では中心市街地にあるため、
庭等もそんなにはとれないが、それでも周囲の景観と合うよう
デザインなど、業者さんや役所と打ち合わせて工事に入った。
できあがりまでは結構時間がかかり、2月下旬とのこと。
でも、これが終われば本当に完成となり、
わが家も「街の景色の一部」になれるような気がする。
楽しみだ。

「帰るべきだった場所」


2日間かけてこの姿。
がれきの山と、周囲に漂う埃、
そして、へし折られた古木から漂うにおい。
物心ついてからずっと「帰るべきだった場所」だった家が
このように姿を変えてしまうと、
いかに朽ちて、もはや限界だったとはいえ、何とも言えない。
これで、これまでの「帰るべきだった場所」は消えた。
この場所もやがて道路に変わり、新たな町づくりのために
都市の一部として造り替えられて、生かされていくこととなる。
私も新たな家を「帰るべき場所」に造り替えていかなければ。