「私のすきな音楽」カテゴリーアーカイブ

間違えるな、明日は「入れ替え戦」ではない。

最終節、1-2でタイムアップした時、
もちろんものすごいショックだったが
まだこの時、私は重大なことに気づいていなかった。
しかしその数分後、スケジュールを確認した私は、
その重大なことに気がついてしまう。


手元に届いた2枚のチケット。
いずれもプラチナチケットだ。
一つは「2018 J1参入プレーオフ 磐田vs東京V」
もう一つは「aiko LOVE LIKE POP Vol.20」
日付はいずれも12月8日、そしていずれも午後開催・・・。
開催場所は片方は大阪。もう一方はもちろん、磐田。
aikoの方はこんな残留争いを予想していなかった頃に
申し込んで当選したものだ。
2つの日付が同じ日であることに気づいた私は悟った。
どちらか一つを選ばなければならないことに。
そこからの私は、プレーオフに回ったショックと同時に、
選ばねばならない苦悩にも悩まされることになった。
来季もこのカテゴリーで戦う資格を得るための戦い。
何が何でも参戦せねばならない。
しかし、aikoも言う。
「みんなと過ごしてる時間が好きやー!」と。
いずれのチケットも、取りたくても取れなかった人が
何千、場合によっては何万といたはずかもしれない
それを放棄するなんて、できるだろうか。
4日間考えてきたが、結論を出した。
「いずれも行きます!!!!」
後半終了直前にスタジアムを飛び出し、磐田駅へ走る。
何か一つトラブルがあるだけで、歯車が狂い、
大阪に着く頃には夜中になってしまうかもしれない。
それでも、全てがうまくいくことに賭けてみる。

明日後半終了前、安心して席を立てることを願いたい。
そのためにも「入れ替え戦」だと思ってはいけない。
そんな上から目線のスタンスでいられるほど強くはない。
例年なら、この順位はもうJ2行きが決まっているのだ。
そう、一度落ちたと思った方がいい。
落ちたところから這い上がるために争う、
それが明日の入れ替え戦ではない、「プレーオフ」なのだ。

”We Love Music.”


四半世紀もの間、第一線って、すごい。
このアルバムも含めて、全ての楽曲に置いて完成度も高く、
聴き直してみると、改めて素晴らしい作品だと感じた。
ライブに足を運んでみたかった、と今さらだが思う。
衝撃の引退発表から一年、
心の準備を整えてきたつもりだったが、それでも「残念」。
でも、本人も「やり遂げた」という思いだろう。
安室奈美恵さん、お疲れ様でした。

aikoこそ「格好いいな」

aiko Live Tour “Love Like Pop Vol.20″
@アクトシティ浜松 大ホール (Live)


まずは何より「aiko、浜松に来てくれてありがとう!!」
彼女自身MCの中で何度も「初めての浜松」を強調していて
「初めての街でライブができる喜び」
を実感しているようだった。
ウナギは公演前日、餃子は公演日の昼にいただいたとか(^^;)
静岡でなく浜松だった理由が劇団四季と関係しているのか
私にはわからないし、オーディエンスも地元民ばかりでなく、
関東や中京圏からの「遠征組」も結構多かったようだが
それでも地元で盛り上がれたことが素直に嬉しい。
終演後、アクトの飲み屋から出てきたおっさん連中が
大ホールから出てきたaikoジャンキーの波に圧倒されて
「カブトムシぃ?」と言いながら道を空ける様子を見て
(普段の私はこっちの道を空ける側だったりして(^^;) 
 ちなみに「カブトムシ」は演奏してないんだけどね。)
まさに「わたしたちの日常」にaikoがやってきてくれたこと、
今、この街にaikoが来て、自分はそこに立ち会えたのだ
ということを改めて感じました。
(新しいアルバムをひっさげてのホールツアーらしく
収録されている13曲の中から9曲を取り上げて
その間その間になつかしい曲をはさむ構成。
私自身、新しいアルバムである「湿った夏の始まり」は
自分の中に落ちながら好きになってきたところだったし、
ホーンセクションも入れての厚みのある演奏に乗せて
彼女のパワフルな声がアクトの大ホールにこだまする様を
五貫で感じながらじんわりきたし、心底楽しめた。
アルバムと同じく、ピアノのイントロから重厚感ある
バンドサウンドへとつないでいくオープニングアクト、
「格好いいな」から始まって、
挨拶後にステージに残り、終演後のMCをしていたaikoが
1回引っ込んだバンドメンバーを呼びに戻って
もう1回ステージに引っ張り出して(^^;)演奏した
ダブルアンコールの「be masuter of life」まで
耳で、目で、口で、突き上げる右腕で、体全体で、
彼女と自分なりのコミュニケーションを取りながら、
地元であるこの街で、彼女と、バンドメンバーと
同じ空気感を共有して過ごすことができた。
夢のようなひとときはあっという間だったが、
またこの街で、こんなチャンスがあることを信じて
「オッサンがこんなところに来ていいのか?」などと
尻込みせずに楽しみに待ちたいと思う。





ネタバレ覚悟でセトリをご覧になりたい方は
どうぞ。

「君に悪いことがないように」




1か月近く、車の中などでこのアルバムを聴き込んできた。
聴き込んだ印象は・・・「厚いなぁ」。
うむ、「熱い」ではなく。
とにかくアルバム通してサウンドが「厚い」のだ。
aikoらしくピアノを前面に置きながら、さらに、
ストリングス、ブラス、そしてギターやベースと、
いろんなパートが重なりながら醸し出されるサウンドが
絶妙で、厚みがあり、それがとても心地よい。
主に車を運転しながら聴いてきたので、
まだ歌詞はじっくりと自分の中に落とせていない。
そういう意味ではまだまだ聴き込み甲斐がある。
ただ・・・明日、目の前で彼女が歌うのを直に聴きながら
口の動き、顔の表情も観ながらその歌詞を自分の中に
落としていったら、真面目に泣けてしまうかも。
って!? 「明日、目の前」!?
そうなんです(^^;)



札幌、名古屋、静岡(市民文化会館)、名古屋、東京、
そして・・・浜松!!
2つ心配なことが。
明日、定時に職場を出られるだろうか?
そしてあまりに近くでやるってことで、会場にて
知り合いに会わないだろうか?(体裁悪い(^^;))
いやいや、世間体など気にしている場合ではない。
何はともあれ、明日、職場を出られなくなるような
大事が起きないことだけを祈りたい。

青空よ、心を伝えてよ。

(BGMには西城秀樹さんの「ブルースカイブルー」をどうぞ。)

「なぜあの日、駿府城公園に行かなかったのだろう。」
と思ったのは、今日が2度目。
それは昨年8月の「超ドSフェスタしずおか」。
最初に思ったのは小室哲哉が引退を発表した時。
そして2度目は今日、衝撃的な訃報に接した時。
歌手、西城秀樹さん(63)死去。
フェスタといえばヒデキ、ヒデキといえばフェスタ。
病で往年のダンスやアクションは難しいとはいえ、
もし静岡に行っていれば、彼なりの「精一杯」でもって、
ただの「ノスタルジー気分」に浸るだけでなく
前向きになれる「元気」を私に与えてくれた、はずだった。
無理をすればつけられた都合を、自分のだらしなさでつけず、
静岡に足を運ばなかったことが、今は残念でならない。
まだJ-POPなどというカテゴリーはなく、
「ニューミュージック」さえ市民権を得る前。
フォークやロックはメジャーでなくどこかアングラで、
邦楽界のメジャーは演歌とアイドルだけだったころ。
ただの下手くそアイドルではなく、子どもながらも
「観ても聴いてもカッコイイ」、思わずまねをしてしまう。
それが「ヒデキ」だった。
「傷だらけのローラ」の熱唱と絶叫、
「やめろと言われても、今では遅すぎた」と口答えして
叱られた「激しい恋」、
「ブーツをぬいで朝食を」のライターパフォーマンス、
熱海の夜景がよく似合ってしまう「抱きしめてジルバ」、
そしてもはや何も説明の必要のない「ヤングマン」。
まさに「子どもから思春期にかけてのBGM」だった。



最後にヒデキに会ったのは、そのフェスタの少し前の7月、
雨の等々力で行われた昨季の第19節川崎・磐田戦の時。
川崎市制記念試合のハーフタイムショーに登場して
豪雨の中、オープンカーで場内一周しながら
「ヤングマン」を歌ったのだ。
車に座っての場内一周だったため、あの「YMCA」の
振り付けは座った状態でしか観られなかったが、
敵味方一つになって等々力全体で盛り上がったのは
今でも記憶に新しい。
まさに世代を超えて親しまれた国民的スターだった。
それにしても・・・、
星野仙一さん、有賀さつきさん、衣笠祥雄さん、
大杉漣さん、大沼啓延さん・・・、
子どものころに、若かりし頃に、そしてつい最近、
活躍していた人が次々と・・・。
だんだん自分の順番が近づいている、
ということかな・・・。