「SKI NOW 20XX」カテゴリーアーカイブ

「所詮四駆の敵じゃないよね。」

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まるで水墨画のようなこの画像だが、アップするにあたって
色を落とすなどの加工は全くしていない。
昨日木曽に向かう道中、車を停めて撮影したもの。
出発時は月が出ていたのに、愛知県を抜けるあたりから
雲が広がり始め、中津川ではすっかり雪模様。
そして長野県に入ると同時にこんな具合だった。
それでも、雪が重いよりいいかな、と思っていたが、
さすがにこれでは・・・。
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開田高原マイアスキー場。
昨年末のめいほう以来のスキーだったので
(その間、風邪で寝込んだりしてたもんなぁ・・・。)
かなり楽しみにしていった。それなのに・・・。
確かに標高は高く、普段は雪質が良く期待できるのだが、
この日は完全に吹雪。
雪混じりのものすごい低温の風が顔に向かって吹き付ける。
リフトに乗っている間に顔は凍り付き、鼻の下も凍る。
リフトから降りれば、乗っている時よりはいいのだが、
視界は悪いし、足下は新雪が吹きだまりになっているし、
滑りを楽しむというよりは、ストレスだ。
そのうち、リフトに乗っているとあまりの低温に
酸素の薄さと強風で呼吸困難になる状態が重なってか、
気分まで悪くなる始末。
それでも何本か、かっ飛ばして楽しんではみたが、
さすがに2時間が限界。
もう、お昼前にはこれ。あったかいものでないと。
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(本当は、チゲ鍋がおいしそうだったんだけどね。
平日限定なんだって。)
ちょっと残念なスキーだった。
ちなみに車回りは、こんな状態。
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きそふくしまスキー場に至る手前の上り坂で、
道路の真ん中で止まっちゃってチェーンつけてる車や
スタッドレスを履いて来たものの、前輪を空転させて
立ち往生しているFF車などで渋滞になり、大迷惑だった。
「スタッドレス、履いてきたのにな・・・。」
って、あなたたち、さすがにこの雪じゃねぇ。
ちなみに、きそふくを越えた先の新地蔵トンネルの向こうは
もっとすごいことになってたんだから!!
後で聞けばこの日は全国的に大変な荒れ模様だったようで。

ううむ、もっと滑りたかった。リベンジしたい(^_^;)

とは言え、やはり「クルージング」というより「鍛錬」?

今日は職場の先輩に声を掛けられて、奥美濃のめいほうへ。
きつすぎず緩すぎず、適度な斜度が5,000m近く続き、
山頂から麓までのロングクルージングが楽しめるのが
ここの楽しみなのだが、それが楽しめるかはどうかは
その日の気象状況や混み具合で大きく変わってくる。
果たして今日は・・・。
視界の中に他の人はまばらな先日のきそふくしまと異なり、
年末の休みが始まったということもあり、
バブル期を思わせるような、結構な混雑。
そして気象条件はこんな感じ。
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ゴーグルに張り付き、足に吸い付くような重たい雪や
立ちこめる霧で、まるで「ホワイトアウト」。
集中を欠けば大けがにつながりそうな中で、
神経を研ぎ澄ませ、人をかき分け、足を踏ん張りながら
数時間・・・、まさに「鍛錬」だったかな。
でも・・・、
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一瞬でも、雲の切れ間からこんな景色が見られれば、
やっぱり来た甲斐があったというもの。
だから家の掃除も迎春準備も「帰ってからの宿題」で、
暗いうちに家を抜け出すことがやめられない(^_^;)

2014-2015シーズンの始まりは、ここから。

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「その山」は、今日一日、雲に遮られたままで、
最後まで姿を見ることはできなかった。
しかし、その「神の宿る山」でこの秋に起きた出来事は
とても悲しく、切ないもので、
ここからこうしてその山の方向を見つめるたびに、
私たちに何とも言えない複雑な思いを想起させた。
だから今日は、クワッドを降りて滑り始める前に、
「その山」の方を向いて、心静かに手を合わせ、
思いがけず命を絶たれた人たちの冥福を心から祈った。

きそふくしまスキー場にて、
麓に向かって駆け下りながら、いろいろなことを考えた。
これからも御嶽山が日々美しく、穏やかでありますように。
そしてここ木曽町や王滝村の人たちの生活が平穏で、
町に賑わいが戻りますように。

「それは素敵な季節の始まり。」

(BGMには松任谷由実の「雪だより」をどうぞ。)
寒い。
今年もいよいよ「その季節」か、と言えば、やはりこれ!!
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年末ジャンボ。発売は明日まで。
何とか今日中に手に入れなければ、と思いつつ
早い時間には地元の販売店に行けなかったので、
仕事が終わってから、浜松のマスミまで・・・って、
ちがうか!?
やっぱり「その季節」といえば、そうそう、これこれ!!
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今朝は本当によく冷えた。
そしてこの近辺でも、今年初めての雪となった。
大雪の地域には申し訳ない気がするが、
こんな景色を見ると、今年もいよいよだ、と
そんな気持ちにさせられる。
いよいよ、楽しみな季節がやってきた。

またしてもジャッジに・・・。

第22回オリンピック冬季競技大会 ソチ2014
アイスホッケー 女子 予選リーグB組
日本女子代表 1-2 ロシア女子代表
@ロシア・ソチ Shayba Arena

メダルのニュースに沸くスポーツニュースだが、
あえてマイナーなこちらの話題から。

残念だ。
「たら・れば」を言い始めたらきりがないが、
第1ピリオドの「幻のゴール」が認められていたら、
ゲームはどう傾いていただろうか、とも思う。
しかし、それが認められないというのであれば、
さらにゴールし、得点を重ねていくしかない。
しかし、決められなかった。
同点に追いついた床のゴールは素晴らしかったが
パワープレーのチャンスを何度も得て、
追加点を重ねるチャンスを何度も得ながら
それをものにできなかったことが悔やまれる。
DFも修正せねばならない。
決勝点を与えた場面も痛かったが、
それ以前からカウンターを簡単に許しすぎていた。
これでメダルを目指す戦いがなくなったことは残念だ。
だが、このまま終わるわけにはいかない。
私が注目の、GK藤本那菜の「スマイル」が見たいなぁ。

それにしても・・・、
ベンチのマクラウドコーチ、存在感ありすぎ(゜-゜)

PS. 少しはメダリストの話題にも。
昨日訪れた高鷲スノーパークにこんな横断幕が。
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平岡は奈良出身で高校もこちらではないはずだが、
なぜかな、と思っていたら、
子どもの頃からこちらのエリアで練習していたとか。
この後メダリストになっていく彼の「ホーム」で
それが決まる当日直前に滑っていたとは。
ちょっとタイムリーでうれしい。