NEAR STADIUM

こちらは、東海道新幹線の沿線にあり、「遠征」というほどでもなく、まずまず手軽に訪問できるスタジアムの中から私が訪れたことがあるものについて、「私なりの」(!?)見方で紹介します。

ヤマハスタジアム(磐田)
(静岡県磐田市)
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どこにも負けない「我が家」。(でも時々埼スタや豊スタがうらやましくもなるが・・・。)どの方角から見ても同じ形の、日本にありがちな「公共スタジアム」とは違い、メイン、バック、ホーム側ゴール裏、アウェー側ゴール裏、それぞれ全く形状が異なる。悪くいえば「つぎはぎ型」なのかもしれないが、それが歴史を感じさせもする。自分としては勝手に欧州のスタジアムっぽいなんて思っている。ただ、バックスタンドは最上部のフリーゾーンを除いて足下が狭いのがつらいところ(この辺も欧州っぽい!?)。荷物は座席の下に置けないし、飲み物などこぼした日には周辺の皆様に御迷惑をかける。また、一番収容が多いバックスタンドに屋根がかからないのも課題。これはJリーグのクラブライセンスの規定(観客席の1/3を屋根で覆う)を満たしておらず、2015シーズンのライセンス交付にあたってクラブに改善勧告が出されている様子。早期の設置を願いたい。なお、サッカーだけでなく、ラグビー・トップリーグのヤマハ発動機ジュビロのホームスタジアムでもある。以前はスタジアムグルメが貧弱だったが、クラブ、そして出店業者の努力もあって、徐々に充実しつつある。しかしカシマのもつ煮などの「名物」と言われるものはまだ出てきていない。交通は駅からシャトルバスか近くの駐車場を借りる(相場1,000円)のがよろしいかと。

エコパスタジアム
(静岡県袋井市)
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おらが県のワールドカップスタジアム。2002年には準々決勝ブラジルvsイングランドなどの名勝負が行われた。2019ラグビーW杯の会場にも決定している。New!!わかふじ国体のメイン会場も兼ねて作ったため、残念ながら陸上のトラック付き。でも、まずまずの傾斜があって(特に上部は)割と見やすいし、ここがいっぱいになった時の迫力はすごい。そういう意味では、ビッグゲームならエコパもありかな、と思う自分は時々人と考えがずれていると言われる。そして私がエコパを毛嫌いしない理由のもう一つは、愛野駅から坂を上ってスタジアム正面が近づいてくると、何となくかつての旧ウェンブリーを思い出してしまうから。(似てると思いません?タワーがあるところを除く・・・ちょっと弱気。)車はかつては愛野駅周辺に仮設駐車場が多くあったが、最近駅周辺の宅地化が進み、スーパーなどの商店も増えてくる中で、キャパが少なくなっている。帰りの渋滞も覚悟しなければならず、電車の方がお勧め。あとはヤマハスタジアムに比べるとスタジアム内の売店が貧弱。スタジアム内では火を使うことが許されていないためらしい。スタジアム前に並んだ露店を早めに来てのぞき、中に持ち込むのがいいと思う。磐田主催ゲームとしてはダービーはじめゴールデンウィークや学校が夏休みの時期などの集客が見込めそうなカードの時に使用される。
私が生ベッカム、生ロナウド、生カーン、そして今は亡きフォエを見た地でもある。

静岡県営遠州灘海浜公園球技場
(静岡県浜松市南区)
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New!!わかふじ国体成年男子ラグビーフットボール競技会場。中田島砂丘の近く、馬込川のほとりにある。海岸に近くウミガメの産卵に影響を与えるという環境への配慮から夜間照明は設置されていないとのこと。メインスタンドとバックスタンドの一部以外はすべて芝生席。メインも日陰になるものがなく、かつてSBSカップが開催されていたたころは真夏の観戦時、干物にされる魚の気分がわかったものである。また、冬は遠州名物からっ風のためボールが流されて不評。車は近くの浜松祭り会館ではなく、砂丘の方の駐車場においた方が終了時間が遅く、閉じこめられることがない。(一応終了時間の確認を。)売店は??

藤枝総合運動公園サッカー場
(静岡県藤枝市)
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New!!わかふじ国体成年男子サッカー競技会場。J3藤枝のホームスタジアム。メインスタンドは屋根がついていて、2/3ぐらいを覆っていてなかなか立派。でもそれ以外すべて芝生席。特にゴール裏は芝生席なのに傾斜があり、あれでは飛び跳ねたら滑りそう。W杯前にはここでセネガル代表がキャンプを行い、柏レイソルとの親善試合が行われた。
私がすごいと思ったのは競技場もさることながら、その下にある芝生の広場。子どもの大会ならサッカーコート3面ぐらいとれる芝生広場が開放されていること。さすが、サッカーの町。
交通は車で行くのがよいかと。藤枝バイパス谷稲葉インターを降りて川に沿って北上。標識に従って右折し、橋を渡る。

(旧)国立霞ヶ丘競技場
(東京都新宿区・港区)
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正式には「霞ヶ丘陸上競技場」で陸上トラック併設。1964年東京オリンピックメイン会場として、陸上競技やサッカーの3位決定戦、決勝戦などが行われた。ほかにも幾多のW杯予選や天皇杯決勝、U-20女子W杯などが行われて日本サッカーの重要な場面の舞台となり、その歴史と重みゆえ「聖地」と呼ばれてきた。私自身もここで98フランスW杯予選で中山が代表復帰し、ゴールを決めて初出場への希望をつないだカザフスタン戦や、イタリア移籍前の名波がビューティフルなFKを決めたあの伝説の鹿島戦、そして5万を超える大観衆の地響きがするような声援の中、胃がきりきりする思いで見つめた04年天皇杯決勝C大阪戦等の名勝負をここで目撃してきた。2020年東京五輪開催が決定し、新スタジアム建設に向けて完全に取り壊された。新しいスタジアムの設計案は決まったが、雰囲気はどのように変わるのだろうか。信濃町の駅から歩道橋を渡りながらドキドキ、ワクワクが高まっていく・・・あの思いはこれまでも、これからも、「国立名物」であり続けてほしいものである。
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〈メインスタンドの貴賓席周辺〉
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〈信濃町駅からの入り口、懐かしの青山門〉

味の素スタジアム(東京スタジアム)
(東京都調布市)
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東京国体に向けて陸上トラックを併設して作られたが、実際には陸上競技場として使われることはほとんどないらしく、常にトラック部分に人工芝が敷かれている。スタンドは傾斜があって割合見やすい。最近バックスタンドの2階席は使用しないことが多く、1階席が混み合う傾向がある。磐田サポとしては、2015年、森下俊の一発レッドで一人少ない危機的状況からの3得点快勝でJ1復帰に望みをつないだ伝説の東京ヴェルディ戦が忘れられない。最寄り駅は京王線飛田給駅。ナイトゲームで行われると試合後京王線とJRを乗り継いで東京駅に戻る頃には最終新幹線には間に合わないところが厳しいところ。スタジアムグルメの貧弱さには驚く。もう一つ驚くことと言えば、すぐ隣が調布飛行場で、試合中でも轟音を上げて小型機が離陸していくことがある。

等々力陸上競技場
(神奈川県川崎市中原区)
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どこの地方都市にもありそうな普通の陸上競技場(少なくともメインスタンドとピッチ、トラックは)。しかしそんな中でサッカー観戦者に配慮が感じられるとするならば、メイン以外の座席にはほぼ屋根がかかるということだろうか。また、2層目の傾斜が結構きつめなのもよい。アウェーエリアの売店はこれというものはなく、グルメ面では期待できず。
新横浜駅から横浜線で菊名、東急東横線に乗り換え、武蔵小杉へ。武蔵小杉駅前からはスタジアム行きの直行バスが出る。

日産スタジアム(横浜国際総合競技場)
(神奈川県横浜市港北区)
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ご存じ、2002W杯決勝戦の地であるとともに、日本がW杯で初勝利をあげた記念すべき地でもある。ただ、1階席は傾斜が緩く非常に見づらい。それから、1階席は前の方半分ぐらいは屋根がかからないため、雨の日はポンチョが必要。(何のための屋根だか?)ここは代表戦で訪れることが多いので、その時は「ホーム」であるが、まちがいなく横浜Fマリのホームで、Jの時は「敵地」である。2003年11月29日・・・この日に起きたできごとは決して忘れることはできないし、これからも忘れてはいけないだろう。
新幹線新横浜駅から歩いていける。一番近い駅は横浜線の小机駅だが、こちらから乗る場合は試合終了後にすぐに席を立たないと大変なことになる。。
話は変わるが、試合のない日にやっているスタジアムツアーはなかなかよかった。ロッカールームの見学はもちろん、W杯の時に選手が入場してきた階段を上らせてくれた。

Shonan BMWスタジアム平塚(平塚競技場)
(神奈川県平塚市)
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磐田と同期昇格の湘南ベルマーレのホーム。平塚駅からシャトルバスで10分弱、歩いても行ける平塚総合公園の中にある。バス待ちの列は行きも帰りもそんなに長くない。ごくごく普通の地方都市の陸上競技場だが、一杯になると2万人ぐらい入るのだろうか、見た目よりも結構キャパはありそうだ。屋根はメインの中央部に少しあるのみ。スタジアムグルメも今ひとつ。もし入場前に露店が出ているようなら、そこで買って持ち込む方がよさそうだ。

IAIスタジアム日本平(静岡市清水日本平運動公園球技場)
(静岡県静岡市清水区)
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清水とカテゴリーが分かれて以来、訪れることがなくなってしまった。2階からは清水港と駿河湾の眺めが素晴らしいが、強烈にアウェーを感じるスタジアムの一つである。ゴール裏は2階が「激しいみなさん」の場所で、1階が座って観る人の場所。しかしヤマハのフリーゾーンなんかよりよっぽど熱い人たちが集結していて、そこからピッチに飛ばされる声は熱く、厳しい。ゴールの後ろにネットもなく、ゴールをそれたボールは平気で飛び込んでくる。でもプレミアリーグみたいな雰囲気でそれはそれでいいかも。またスタジアムグルメは磐田よりもはるかに充実。多彩なつまみメニューで酔っぱらいの心を惹きつける(ただ、すぐ売り切れるのが難)。車の場合は近くの民間の駐車場などよりも埠頭などの駐車場に車を置いていく方が渋滞に巻き込まれなくていいのでは。(エスパのHP参照)バス待ちの列は長かったが、以前よりは解消されてきている様子。
Jリーグの規定で、観客席の1/3以上を屋根で覆うことが求められているがそれがなされていないため、移転も含めた課題となっている。

静岡県立草薙運動公園陸上競技場、同球技場
(静岡県静岡市駿河区)
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草薙陸上競技場というと、サッカーを見に行くというより市町村対抗駅伝のゴール地点、という印象が強い。かつては清水エスパルスの試合が一部ここで行われていた。メインスタンドの前の方と両脇以外は屋根がかかる。しかしメイン以外はすべて芝生席。
隣接する球技場はかつて高校サッカーなどの試合が多く行われていた。ただ、その後藤枝やエコパなど、いいスタジアムが各地に完成し、あまり使われなくなってしまった。こちらは屋根はほとんどなし。メイン・バックともベンチ席。ゴール裏は芝生というか・・・あるの? 初めて澤登君を見たのは彼が高校生の頃、この球技場で高校選手権の県大会だった。学生の頃はここの温水プールで水泳の練習などもした。なつかしいなぁ。車で行くと置き場所に苦労する。静鉄電車「県総合運動場前」駅利用がよい。

豊田スタジアム
(愛知県豊田市)
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一瞬、ここは欧州か、という気分になるが、スタンドの隙間から見える外の田園風景を見て、我に返る、というぐらいによくできたスタジアム。上部は自分の足が前の人の肩の後ろにある、というぐらいの傾斜で、高所恐怖症の私は両手にビールとつまみを持ってしまうと、階段を下りることができないぐらいのこわさである。逆に考えれば傾斜もあり、ピッチも近く、大変見やすいスタジアムの一つ。開閉式の屋根があるが、故障などもあって維持費が苦しく、最近は閉じないとのこと。天下の豊田市でこれなので、他の自治体でスタジアムの改修が進まないのは致し方ないところだろう。最寄りの名鉄豊田市駅から20分ぐらい歩くだろうか。車で行く場合は、東海環状道の豊田勘八インターのすぐそばにシャトルバスが出る無料駐車場がある。電車でここに行くと必ず「みそ串カツとビール」を頼んでしまう。

パロマ瑞穂スタジアム(名古屋市瑞穂公園陸上競技場)
(愛知県名古屋市瑞穂区)
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名古屋グランパスのホーム。傾斜が少なく見づらいが、街の中にあり「敵地にやってきた」という気持ちにさせてくれる。アトランタ五輪の一次予選が行われ、見に行ったのがここを利用した第1回目という記憶がある。(ヒデが代表入りする前で、前園がスターだったころ。完全なワンサイドゲームで能活がえらく暇そうだった。)金山駅から地下鉄名城線左回り(環状線になっている)に乗り、瑞穂運動場東で下車するのが一番行きやすいと思う。帰りは近郊に地下鉄の駅はあと2つあるため、客足は分散するが、瑞穂運動場東駅は小さいため、混み合うことを覚悟。(でも夜の愛野駅より本数は多いので、東海道線最終の上り線には十分間に合う。)バックスタンドアウェー側にある売店は貧弱。すぐに列ができ、また食べ物が売り切れる。メインスタンドに行けば量的には余裕があるようだが、全般的にスタジアムグルメという点で評価すると・・・(沈黙)。
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(スタグルはこれぐらいか? ココイチ)

京都市西京極運動公園陸上競技場兼球技場
(京都府京都市右京区)
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京都駅から地下鉄で四条まで行き、阪急に乗り換え西京極駅下車。帰りは混み合う。初めて西京極を訪ねた時に現ホーム側ゴール裏席とバックスタンドの間にあった唐揚げ屋さんとうどん屋さんは絶品だと感動した。2006年11月、変わらずにうどんが販売されていることを確認。関西風のだしが利いたうす味でウマー。唐揚げ、そして三ツ矢サイダーに色をつけた(?)サンガドリンクも健在で何より。新たなものとしては串焼きの牛ステーキも登場。これもウマー、ビールが進む。東山に安く泊まれるサウナも見つけたし、京都めぐりの楽しさも少しわかってきたし、また行きたいものである。ぜひ同じカテゴリーで戦いたい。

万博記念競技場
(大阪府吹田市)
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2014シーズンまでガンバ大阪のホームとして使われていた。陸上トラック併設。老朽化が進んでいて、FIFAの基準も満たしていないため、球技専用の新スタジアムを建設し、ホームを移転した。
関西方面は「新快速」が充実しているので、デーゲームなら浜松方面から新幹線を使わずに往復できる。高槻で新快速から各停に乗り換え、茨木駅で下車。そこからシャトルバス。新大阪からは地下鉄御堂筋線・北大阪急行で千里中央へ行き、そこから大阪モノレール。帰りに茨木駅に行くバスは混むので、帰りを急ぐ場合は試合終了後すぐに席を立ってアウェーゴール裏のバス乗り場を目指す必要があった。

キンチョウスタジアム(長居球技場)
(大阪府大阪市東住吉区)
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セレッソ大阪のホームスタジアム。こぢんまりしているが、席からピッチが近く、見やすいスタジアムである。ただし、屋根が少ないこと(これはどこのスタジアムにも言える)、トイレが少ないことなどが課題である。売店もスタジアム内には少なく、一度外に出ると充実した屋台村がある。地下鉄御堂筋線長居駅下車。長居公園内にあり、下のヤンマースタジアム長居と隣接している。

ヤンマースタジアム長居(長居陸上競技場)
(大阪府大阪市東住吉区)
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世界陸上選手権2007開催スタジアム。かつては2002W杯で日本が決勝トーナメント進出を決めた地でもある。陸上トラック併設だがスタンドの傾斜が急で、上部でも見やすい。セレッソ大阪が集客が見込める時はこちらをホームとして使用する。新大阪からは地下鉄御堂筋線一本で行ける。上のキンチョウスタジアムもそうだが、ナイトゲームでも19時キックオフであれば試合終了とともに飛び出して地下鉄に乗れば、最終ののぞみには何とか間に合う。名古屋までのぞみに乗り、名古屋から快速を使えば豊橋まで戻ることができる。(それ以降なら夜行バスか車かな・・・。)

東大阪市花園ラグビー場
(大阪府東大阪市)
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私などよりみなさんの方がよくご存じ、高校ラグビー、ジャパンラグビートップリーグなどの試合が行われるラグビーフットボールの聖地。昭和4年開設とその歴史は現国立競技場以上に古い(前進の神宮競技場を含めば、国立の方が古いが。)。規模も3万人収容。2015年より近鉄から東大阪市に移管された。2019ラグビーW杯開催スタジアムに決定。メインスタンドには一部を除いて屋根がかかる。メインスタンドは私は入ったことはないが傾斜も急なようで、見やすそう。バックスタンドも見やすい。「ラグビー専用」をうたうだけあって、Jの試合で使われたのは私の記憶にあるかぎりではセレッソ大阪vs名古屋グランパスのリーグ戦1試合のみ。確かにナイター設備もなくJの基準を満たしていないがそればかりではなく、スタジアム側の「ラグビー専用」という意志の強さにあるとの話である。でも、そういう頑固さもあっていいかな、と思う。っていうか、サッカー側に頑固さがなさすぎ?だから日本中にトラックのあるスタジアムが増えてしまうわけで・・・。近鉄電車奈良線東花園駅下車徒歩約10分。スタジアムの西側?の住宅街にちょっと入ると「春美」というおいしいたこ焼き屋さんがあった。今もあるのだろうか。

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