夏の終り(「終わり」じゃないのか!?)

(BGMにはオフコースの「夏の終り」をどうぞ。)

すっかり涼しくなった。
長崎からの帰路、車窓をぼんやり眺めていて気づいたのは、
往路には見られなかった彼岸花の群生だった。
たった3日の間に、季節は移り変わっていったのだ。
2014年の夏は終わったと言えるだろう。
本来ならもっと早くこちらに掲載するべきだったが、
夏なのに忙しく、放ったままにしていた夏の記憶を
少し振り返りながら載せてみたい。
20140802kakunodate

まずこちら。
8月初旬に出張で出かけた秋田の帰りに
立ち寄ってみた角館の武家屋敷だ。
確かに京都などと比べてみれば見劣りは否めないが
それでもこの寒さ厳しい北国での武士の暮らしを
うかがい知る、貴重な建造物群だと思うし、
街を挙げてこの街並みを大切にしようとする取り組みも
自分たちの住むまちづくりの参考になりそうな気がした。
続いてはこちら。
20140823chikubujima1

私の大学の同級生でこれを見て懐かしい、と思った人は、
かなり記憶力のよい人かも。
こちらを見れば思い出すだろうか。
20140823chikubujima2

そう。皿を投げて鳥居の間をくぐらせれば、
願いが叶うという、琵琶湖の竹生島だ。
大学3年の夏にここを訪れて以来の訪問となった。
琵琶湖は横を通過するばかりで、そこを訪ねるということは
あまりなかったが、久しぶりにこの空気感の中に身を置き、
20歳の頃、身の回りを包んでいた空気感を少し思い出し、
懐かしさをしみじみと感じると同時に、
時の経過を現実のものとして受け止めざるを得ない、
そんな覚悟を新たにした。
ちなみにその翌日にはこんなところも。
20140824hieizan

比叡山延暦寺。
健康・安全と平穏な日々がこれからも続くこと、
シンプルにそれらを願った。
最後はこちら。
20140825yusanji

夏休み最終日、カブで袋井の油山寺へ。
一応目の霊山として有名なお寺で、
まさかの衰えなのか!? とこのごろ気に掛けている
そんな自分の目の健康を願いつつ、そのほかにも
この夏に体調を崩した友人の回復も併せて祈願した。

もう、何だか神仏にすがってばっかじゃん(-_-)
でも、歳を重ねながら、どこか自分に不安を感じる、
そんなジェネレーションに入ってきたのかな、などと
思うと、また老け込んでしまいそうで・・・。

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