来年に向け、何かを一つ、積むことはできた。

FIFAコンフェデレーションズカップ・ブラジル2013
グループA 第2節 日本代表 3-4 イタリア代表
@ブラジル・レシフェ Arena Pernambuco

無念だ。
マスコミが持ち上げるように、「善戦」「惜敗」という
言葉で片付けたくない。
そこに確実に実力、そして積み上げられた経験の差はあった。
ただ、相手が一枚上手でも「勝つ」ことはできる、
それがカルチョだというのであれば、勝つチャンスはあった。
また点を取られたのは前後半終盤と後半の開始直後。
特に前半終盤の1失点めは、「行ける」という思いを
アズーリたちに与えてしまったという意味でも、
何とかハーフタイムまでは耐えたかった。
ただ、腰が引けたような前節とはちがい、
本気でアズーリに勝ちに行こうとする姿勢を見せたことは
よかったと思う。
試合後の香川の悔しそうな顔、できたはず、という
想いが伝わってくるインタビューは、まだのびしろがある、
そう思わせてくれるものだった。
どこかのJチームの選手たちが、負けてもサポーターに
拍手を要求してくるのとは大違いだ。学んでほしい。
明日早朝、最後のゲームになってしまうが、
1年後に向けての積み重ねとなるものを何か一つ持って
帰ってきてほしい。

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