国際親善試合
日本代表 1-2 イングランド代表
@オーストリア・グラーツ UPC Arena
無念。でも横綱相手ってこんなものなんだよな。
いい感じに後半途中まで行っても、
後半の後半で力尽き、まずアリの巣程度の穴が空き、
そこからボロボロと崩壊が始まっていくのだ。
3ボランチにしていい距離感を保ちながら機能していた守備が、
60分過ぎあたりから機能不全に陥り始める。
それまで攻守に力を発揮し、韓国戦とは違う存在感を示していた
遠藤、そして阿部が姿を消し始める。
と同時に、ランパードや両サイドが自由に攻め始めた。
闘莉王や中澤のオウンゴールもそんな攻めの中から生まれた。
一方、攻めについては2列目までは運ばれるものの、
最後の岡崎や森本が決定的な仕事ができることは少なかった。
残された課題は大きい。
とはいえ、自虐的になることもない。
次に向けての手がかりをつかめた部分もある。
これを生かせばいい。
韓国に惨敗し、暗雲立ちこめる岡田ジャパンにうっすらと光明が見えてきた試合ではあった…。
確かにオウンゴールはそれ以前にサイドを崩されたものであり、サイドの攻防という現代サッカーの根本にかかわる部分での不安と課題はまだ残っている。
しかし、我が輩は一番不安であり心配なのはピッチ上に試合に入っていけない選手がいることだ。
それは、本田である。
後半11分のイングランドのFKで壁に入ったがランパードのFKに対してジャンプもしないで不用意に手を上げ、ハンドボールを取られてPKを献上…。
何という体たらく!
集中力もなく試合に入っていけない証拠だ!!
守備意識も低く、こんなことならもう起用しない方がよい!
むしろ守備意識も高く、献身的に走り回る中村憲剛を起用すべきだ。
1-2で惜しくも敗れたが、岡田ジャパンにうっすらと光明が見えてきた。
ここからどうチーム力を上げていくかが難しい。
1点差ではあるがこの差は大きい。
まだまだ険しい道のりが待っている!
がんばれニッポン!!