「これでいいのだ。」

「圧倒的雪不足」のはずだった。ここに来た時点では。
しかし昨日、上で我々にしんどさを強いた強い吹雪は
その後山麓にも来襲し、スキー場だけでなく温泉街も含めて
朝までにこの野沢温泉村エリアを真っ白に包んだ。
長坂ゴンドラ駅、昨日とほぼ同じ位置からの画像がこれ。


「!?」
一日でこの有様。
自然ってすごいし、人間の力ではどうにもならないのだと
改めて思った。
第2日目は昼過ぎには帰路につかなければならない。
時間との戦いなので早速ゴンドラでやまびこゲレンデへ。


昨日は風で断念したやまびこB、C、Dコースを堪能。
雪はものすごくいい。
ただ、贅沢を言うならば、下のエリアがまだ閉鎖中で
上に人が集まってくるので、混雑はなかなか。
とにかく安全第一でスピードを控え、衝突を避け、
「降りてはリフト」を繰り返した(^^;)
時計が昼近くなり、そろそろかな、ということで、
最後は緩斜面を気持ちよく滑って、気持ちよく終わろうと
上ノ平をながしてみたら・・・!?


「パラダイスゲレンデが開いてる!!!(^^)/」
スカイラインコースが開かず、楽しめなかった今回、
せめてこのパラダイスだけでも気持ちよく飛ばして
「野沢に来た感」「かっ飛ばしつつ自分を操る感」を
楽しまなきゃ!!
ということで、ノンストップで約1分ちょっと。
千曲川がつくる谷に連なる戸狩などの集落や
うっすらと雲間に見える山並みなどを視界に入れながら
快適なバーンを全速で飛ばし、自分を操った。
ここで2~3本やって今日は〆でいいかな、と
思っていたところ、視界に入ってきた光景は!?


「ガーン!!」
長蛇のリフト待ちの列。
結局、みんな考えることは同じだった:-)
仕方なく20分ぐらい並んでリフトに乗り、
結局最後は、昨日も楽しんだブナ林コースで〆とし、
ゴンドラ中間駅から下山線に乗って降りてきた。
宿で着替えてお土産買いがてら温泉街をブラブラ。


最後にサンアントンのあつあつおやきをいただいて、
来る時不安と失望の中走ってきた県道のカーブを
千曲川に向かいながら野沢を後にした。
「あと1日遅い日程にしていればもう少し楽しめたかも。」
どうしてもたらればを言いたくなるが、腹に押し込む。
もしそうしていたら今度は混雑等別のことが気になったかも。
「これでいいのだ。よかったのだ。」

※近々(いつ!? なるべく早く(^^;))
「Trip of skiing」に道中記をアップします(^^;)

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