「シアワセ」

aiko Live Tour “Love like Pop” Vol.20
@大阪市北区 フェスティバルホール(Live)


「よかった、並ばなくて。」
それは確かに後ろ髪を引かれる思いだった。
田口のFKからの2点目が決まって、楽になった後とはいえ、
タイムアップまで見届けたい気持ちはあった。
しかし16時36分までに浜松駅に入らねば間に合わない。
そのためにも、ピッチ上の彼らを信じてタクシー乗り場へ。
おかげでタクシー待ちすることなく、スムースに乗車できた。
車中DAZNで結果を見届けた後は気持ちをaikoに切り替え。
東海道線、新幹線、大阪メトロ御堂筋線を乗り継いで
淀屋橋駅の7番出口を駆け上がり、川沿いの道を西へ。
目の前に見えているフェスティバルホールを目指した。


「よかった、間に合って。」
座席にたどり着き、ホッとしながら照明が消えるのを待つ。
そして開演。
アルバムと同じオープニングナンバー、「格好いいな」の
イントロのピアノソロが流れると、会場は歓声に包まれた。
しっとり、そして力強く歌い上げ、続く2曲目はこれ。


おそらく紅白でも披露されると思われる「ストロー」。
会場は完全に一体感の中。
そこから24曲はあっという間だった。
私がいいと思ったのは、最新アルバムの中のお気に入り、
「宇宙でキスをして」。
メローなピアノ伴奏と彼女のボーカルがよく合っている。
そしてこれまた私のお気に入り、「シアワセ」。
うっとりとした表情で歌う姿が、本当にシアワセそう。
MCでは彼女の温かさがビンビン伝わってくるし、
相変わらずちょいちょいはさまれる下ネタには
笑わせていただき(女の子たちも一緒になって笑ってる!?)、
2度のアンコールを終える頃にはすっかり夢心地だった。


結論から言うと、来てよかった。
途中のMCで「枕元に立ってやる」という話があったが、
先週、敗戦の失意の中で横浜のカプセルに泊まりながら
この大阪行きはあきらめるしかないのかと悩んでいた時、
その夜の私の夢に彼女自身が登場したのだった。
それをきっかけに、電車の乗り継ぎをもう一度確認して、
開演に間に合わせることが可能であることを確認した上で
大阪行きを決めたというスピリチュアルな経緯もあった。
いろんな力が働く中でまた彼女に会えたことを感謝したい。
そして、今度は・・・いつだろう・・・。

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