たまにはこんなことでもないと。

2019明治安田生命J1リーグ 第10節
磐田 1-0 浦和 @埼玉スタジアム2002(Live)


「勝つ」ってこんなに爽快なことだったのだ。
しばらく、かなり長いこと忘れていた。
だって、ライブで勝つ瞬間を見るのは、去年の11月、
広島に勝って以来、半年ぶりだ。
(プレーオフは、勝利の瞬間はスタジアムにいなかったし。)
ここに至るまでカミンの勇気と好判断で何点防いだことか。
キーパーがビッグセーブでゴールを死守し合う形が続き、
「カミン対西川」って感じになっていた。
あわやPKという場面をオフサイドに救われる、なんて
シーンもあった。
そんな中で終盤に訪れた、あのビッグチャンス。
今までだとあのバックパスをかっさらうってのは
うちがやられてきたことだし、
仮にあのようにキーパーと1対1になっても
キーパーに防がれて「ハイそれまでよ」って感じだった。
実際、今回だって西川は手に当てているし。(危ねぇ)
でも、ロドのキックがよかったんだな、
本当にいいところにいい形で決まってくれた。
埼スタで5万近い赤い集団が静まり返るって、
そして対照的に数千の水色組が盛り上がるって、
なんて気持ちいいんだろ。
でも、これで終わっちゃいけないんだな。
ここを始まりにしなきゃ。
「ここから始まる磐田の反撃」なのだ。
トンネルから出たら、またその次はトンネルなどという
ここを「新神戸駅」にしてはいけないのだ。