「病みつき」以上の「中毒性」

こちらをよくご覧いただいている方はご存じと思われるが、
私の好きな食べ物の一つにラーメンがある。
しかしこの「ラーメン」という中に、つけ麺は含まれない。
もちろん、つけ麺にもうまいものはあるが、
麺とスープの絶妙なバランスに具がアクセントを添えている
ラーメンと、汁につけて食べるつけ麺は似て非なるものだ。
それと同様に、次の食べ物もラーメンとは非なるものだ。





台湾まぜそば。
これはラーメンではない。ちがうジャンルの食べ物だ。
しかし先週末は土・日と2日続けてこの食べ物を食した。
上は浜松の葵西にある「池めん」の、
下は同じく浜松、原島町にできた「台湾まぜそば はなび」。
はなび系列では浜松市内に初オープンした店で、
宮竹交差点からコストコに向かう道を左折せず北進、
右手にある店だ。
13時過ぎに行っても駐車場はいっぱい、
外への行列はなかったが、店内には待ち客。人気だ。
「池めん」もはなびで修行して、ということなので
なるほど、ベースは同じ。
しかし、どちらかというと「はなび」の方がとがっていて
「池めん」の方がマイルドな印象だ。
「池めん」はスパイシーさが前面に出ない分、
かみしめた台湾ミンチから出る旨味や
香味野菜の香りがストレートに来る。
一方で、はなびの方は魚粉の香りが利いていることと、
一体何でこの味を出しているのか、というような
謎のスパイシーさが刺激的で、体に訴えてくる。
どちらもおいしいことには変わりないので、
あとは当日の気分で使い分ければいいと思う。
いや、思い出していたらまた食べたくなってきた。
やはり「中毒性」はあるのだ、と思う。