「やさしさに包まれたなら」

9月の密かな楽しみ、静岡ラーメンフェスタ。
毎年、県内外の秀逸なラーメン店がそろうこのイベント、
翌週に健診、などのやむを得ない場合以外は(!?)
必ず足を運んできた。
そして今年も先週末、静岡青葉公園へ。ただ・・・。
ドックの足音が近づく中、
そして自分の胃袋も、もはや若くないな、と感じる中で
若干セーブし、つい最近食べたばかりの池めんや麺屋厨を
仕方なく外して、県外店ばかり3店をチョイス。
(っていうか、イベントにあまり出ない県内店の発掘を
 もっともっとがんばってほしい。)
その中で一番「ツボった」のがこれ。


東京の「灯花」という店の「鯛塩そば」。
真鯛のあらからダシをとっているらしいが、
どうしたらここまで魚の臭みと雑味を取り除けるのだろう。
やさしくひたすら純度の高い塩味に、ほのかに鯛の香り。
そして、そんな透き通ったスープの旨味を邪魔しない
香りを抑えたこれまたやさしい味の中細ストレート麺。
チャーシューは程よく油を含み、柔らかく香ばしい。
ホントに「癒やされた」(^^;)
ちょっと前に「こってりへの回帰?」みたいなことを書いたが
やっぱり、「やさしい味」志向かな、と思う。