北京に向けて、がんばれ「雪系」!!

第23回オリンピック冬季競技大会 ピョンチャン2018
閉会式 @大韓民国 平昌 平昌オリンピックスタジアム

五輪にしても、W杯にしても、やはり終わると寂しい。
4年(2年?)に一度の非日常ならではの高揚感、
ちょっと健全にナショナリズムをくすぐられる中で
筋書きのない勝負、そしてそこから生まれるドラマを
見てきた心震わされる日々が終わる、というのは
何とも言えないせつないものだ。
特に冬の五輪の閉幕は、これで雪が消え、冬が去り、
春が来て、夢のようなシーズンが終わってしまうという
私自身もウィンタースポーツを趣味とする立場からの
名残惜しさもあって、ひときわグッと来るものがあった。
そんな中で五輪を振り返ると、いろいろ思うところがある。

1 日本選手の活躍
何よりも、今回はこれにつきる。
私にとってもホームグラウンドである長野を会場に、
日本国中がメダルラッシュに沸いた、あの98年大会を
上回るメダルを、これまたドラマチックな戦い方で
勝ち取ることができたわけで、興奮しないはずがない。
ウィンタースポーツはまだまだマイナースポーツだが、
選手たち自身が様々な思いを注ぎ込んで大会に臨むと共に
TOKYO 2020が追い風となって多くの支援が集まり、
強化が進んで、今回の結果に繋がったのではないかと思う。
これを機に、冬のスポーツの楽しさが広まって
さらなる強化が進み、もしかしてもしかして
「SAPPORO 2026」
が実現するなどすれば・・・? などと考えてしまう。
(でも、北海道では1回しか滑ったことがないんだな(^^;))

2 「雪種目」奮起への期待
ただし、メダル獲得など上位入賞を果たした種目は
「氷系」が多かった。
一方で「雪系」、とりわけ「二本足」については・・・。
私自身が「雪系二本足」派なので、
原大智君のメダルはうれしかったけれど、
ジャンプ系を除くと「二本足」はこれだけなんだよな。
ボード系では平野君がよく頑張った。
とにかく「雪系」が頑張ってくれないと、
スキー場が盛り上がらない。
「普及なくして強化なし」である。
やっぱり底辺が広がり、スキー場に活気が出ることが
その競技の元気になり、強化につながるのだろうと思う。
そういう意味でも、私としては、
アルペン系でのメダリスト誕生を期待したい。
今回アルペン系はHDDにたっぷり録り貯めてあるので
来月予定されているスキーに向けてイメトレをして臨みたい。

3 政治主導もここまで来ると
今でこそ、いい五輪だったと思える大会となったが
始まる前は「北の三代目」にいいように転がされた
文在寅っていうスポーツ愛の全くない人が、
祖国のアイスホッケーチームを貶め、ぶち壊し、
それにIOCまで丸め込まれて乗っかっちゃうという、
訳のわからないものだった。
「場にそぐわない変な女性軍団」も送り込まれ、
一体何なんだか。
五輪が国家という単位での出場を前提としている中で、
完全な政治との分離は無理だということは重々承知だが、
今回は完全に国際政治の、特に北の三代目の野望実現の
「出汁」として五輪が使われてしまったことは否めない。
ここまでひどいのはこの先も当面見ることもないだろう。
このようなことは二度とないようにするべきだ。

とはいえ、いい17日間だった。
選手の皆さん、お疲れ様でした(^^;)