29年間の感謝と、御健康を祈念して。

正月休み2日目、新幹線で東へ。
サッカーのゲームもない中、目指したのは皇居。
皇居で行われる新年の一般参賀に立ち会わせていただいた。
一般参賀はテレビで見るものだ、と思っていた私を
東京、そして皇居に足を向けさせたのは、
やはり昨年、特例法ができて天皇陛下の御退位が決まり、
お目にかかることができる機会が今回を含めてあと3回。
そして眞子内親王殿下が結婚、皇籍を離れられることから
お姿を拝見できるのは今回限り、ということ。
しかし・・・11時に和田倉門交差点で並んだのに
正門石橋を渡ることができたのは正午過ぎ。
その後二重橋を渡って宮殿前に到着できたのは12時半。



とにかく、ものすごい人、人、人。
結局、私が陛下とお目にかかれたのは、
13時30分の第4回と
申し訳なく退出せずに残ってもう一度見させていただいた
14時20分の最終回であった。
(それもものすごい人出で時間までに人が入りきれずに
20分遅れて14時40分のお出ましだった。)



画像だけ見てると、結構近くでお目にかかれるじゃん、と
思われるかもしれないが、前に背のでかい人とか来ると
全然見えなくなるので、そこはaikoのZeppツアーで培った
「ライブハウスでのよく見える場所取り」経験を活かして
前にでかそうな人がいるあたりを避け、
なるべく自分より背が低い人が多くいる後ろの場所で
頭と頭の間を広く取っている視界が開けそうな場所を確保。
それでも皇族方がお出ましになると、みんな小旗を振り
携帯を掲げるので、実はなかなかお姿を拝見できない。
また、ベランダのガラスが反射して、
正面の木立が映り込んでしまい、うまく撮影できず。
(きれいに撮りたければ、宮殿ベランダ正面から日が差し込む
 朝一番のお出ましに入れるように早起きして並ぶべき。)
それでも、陛下のお姿を拝見できた時には、
「29年間の象徴としてのお勤め、ありがとうございました。」
「あと1年と少し、お身体に気をつけて。」
と心の中で申し上げさせていただいた。
皇居を後にする頃には、あたりはすっかり黄昏時。
でも、せっかく正月の東京に来ているのだからと
回ったのは明治神宮。



こちらもまたすごい人。
警察官が小刻みに前進、停止の指示を繰り返す中で
やっと本殿に到着、参拝をした。
ここにお参りするのは2005年、磐田が天皇杯決勝に進み
東京Vに敗れて屈辱の準優勝となった時に来て以来
13年ぶりということになる。
今は国立がああいう状態なので天皇杯決勝自体が東京で
行われるとは限らないのだが、また元日にここに立ち寄り
決勝を見に行く、という時が戻ってくることを願いたい。

正月2日目も結構濃密な1日となった。
休みも残り少なくなってきてしまったなぁ・・・。