(BGMには山口百恵の「横須賀ストーリー」をどうぞ)
今回の横浜遠征は泊まりで行っておきながら、
2日目はどこで何をしたいというのがはっきり決めていない
いわゆる「ノープラン」の遠征だった。
当初はこの先仕事で必要な、開国に関する資料などを探しに
出かけてみようか、と何となく思っていた。
しかし、スタジアムで「海軍カレー」なる屋台が出ていて、
横須賀市に関する様々な観光PRをやっていて、
それらを見ていたら、古くは山口百恵や
ダウンタウンブギウギバンドの歌に歌われながら
一度も訪れたことなく、どんな街か知らないなぁ、
と思い、行ってみることにした。
で、横須賀と言えば・・・やはりこれかな。
軍港。(イージス艦 ジョン・S・マケイン)
別に私は軍事マニアでもないし、このようなものは
できればこの世にない方がいいと思っている人間だが、
実際、このようなイージス艦が北や大陸に睨みを利かせ、
好き勝手にさせない抑止力になっているかと思うと、
それはそれでいろいろなことを考えさせられるし、
すごいな、と圧倒されるものを感じた。
猿島。
東京湾の入り口にあり、幕末には黒船に対して、
その後昭和にかけては、帝都の守りの要として、
重要な要塞だったとのこと。
ハイテクのイージス艦を見た後に、このような
レトロな要塞を見ると、時の流れの儚さを実感。
記念艦三笠。
なぜ全景でなく、この艦橋の上の画像なのかというと、
この場所、このアングル、どうでしょう。
あの日本海海戦での東郷司令官を描いた絵の場所がここ。
それはそれで、歴史上のあの場所がここかと思うと、
この艦が乗り越えてきた歴史の重みをひしひしと。
そして最後は、
やはり横須賀と言えば、海軍カレー。
旧海軍のレシピに沿って作ったと言われるカレーを
味わえるという横須賀海軍カレー館へ。
ま、味は昔懐かしの味、という感じで、
コクなどを求めるのであれば、ほかにもあろうが、
旧海軍の味を味わう、という意味ではよかったと思う。
浦賀や観音崎まで足を伸ばせなかったのは少し残念。
ただ、おそらくこの先訪れることも少なかろう、という
意味でも訪ねてみてよかったと思う。