受験の足音におびえながらも、カセットを聞き込み、歌詞を覚え・・・。

当然、彼らの来日騒動は私の記憶にはない。
ただ中3の時、リバイバルブームに乗って、
彼らの赤盤、青盤をテープが磨り減るまで聴きながら、
「ちょっぴり大人気分」になったり、
時折深夜テレビで放映されていた彼らの映画や、
来日公演の記録映像などを見ながら、
リアルタイムで流行っていた時代に思いをはせたり
していたものだ。
来日50年・・・半世紀なのか!?
自分も歳をとるわけだ。
ポール、リンゴ、どうかいつまでも元気で・・・。

それにしても・・・、
ここでやったんだもんなぁ・・・。
20150516ikimonogakari

近くにありながら、路線の異なる2杯。

春から職場が西よりに移ったためか、
このところ行動半径も西寄りになりつつある。
ということで、訪ねるラーメン屋も西寄りに。
まずはこちら。
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二川バイパス沿いの麺屋 陣。
職場の若手が行ったというので行ってみた。
こってり派の彼の口には合わなかったようだが、
それならむしろ私にはどストライクかも、と訪ねてみた。
鶏ガラ塩ラーメンをいただいたのだが、ふむ。
鶏の中にかすかに魚介が香る透き通ったスープ。
そして固さを残しつつ食感と香りが楽しめる細麺。
やわらかなチャーシュー・・・うまい。
ただ、もう少し塩のパンチが効いていてもよかったし、
そういう意味で私の中で「首位」には届かなかったが、
それでも「うまい」中に入ると思う。
もう1軒。
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佐々木屋。
同じく二川バイパス沿いのカーマホームセンター向かい。
つけ麺がメインのお店だが、あえて「ラーメン」を注文。
スープを一口すすって思ったのは、「濃厚!」。
つけ麺屋がラーメンを作るとこうなるのか、というぐらい
魚介の「節」が香る濃厚スープだった。
麺の太さは選べるので、細麺を選択。
食感がよく、細いのにスープがよく絡むし
あぶったチャーシューも柔らかく香ばしかった。
いやいや、豊橋、あなどれない。
黒田屋に政次郎、いずれもしばらく行っていない。
久しぶりに訪ねてみたり、新しい店を開拓したりして
みたい、そんな気分になった。

「ありふれた日常」を支えてくれていたものに背を向けた責めは負わねばならない。

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英国の将来は英国民が決める、
そんなことは当然理解しているし、
我々外国人がどうこう言うのは余計なお世話ではあるのだが、
それでも思ったことをあえて言うのであれば、
「本当によく考えたの?」
と問いたい。
これから訪れる数々の、そしてあまりにも大きな困難や
「ありふれた日常」が激変することと向き合う覚悟を
もっての決断だったのだろうか。
単なる「移民嫌い」のはけ口としての一票だったり、
ノスタルジーの熱にうなされ、時計の針を戻したくての
一票だったりした結果がこれだとするのなら、
今後何十年もかけて、その責めは負わねばならない。
「国民投票」って恐ろしい。そう感じざるを得なかった。
経済的な流失や大英帝国の分裂など、報道で言われている
様々な課題のほかに、サッカーの母国のトップリーグ、
プレミアリーグも危機に陥ってしまうのではないか、
そんな心配もしている。
英国籍以外がすべて外国籍扱いとされるのであれば、
英国以外の欧州人のプレミアリーグへの参戦は
本当に限られてしまう。
当然、質の低下は避けられまい。
日本人にとってみても、外国籍選手枠をEU圏内の選手と
争わねばならない。
日本人のプレミア移籍の壁は高くなるし、
今いる岡崎や吉田麻也も英国でプレーを続けることは
大変難しくなってしまう。
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「あの頃はよかった」ってか?
何を今さら、である。

ナイトゲームでも余韻を楽しみたくなるのです。

2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ第17節
磐田 3-0 仙台 @ヤマハスタジアム(磐田) (Live)
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最近、平日は仕事で「磨り減る」日々が続く中で、
週末だけでもこういう楽しみがあって心躍る時間があると
また来週も頑張ろう、という気持ちになれるような気がする。
そういう意味でも、今日の勝利はうれしかった。
アダイウトン2発、太田吉彰が古巣相手に1発。
ここぞという時に縦に速い攻めで決めてくれた。
吉彰のミドルシュートは体が震えるほどだった。
ゴールを決めるべき人が決め、そして完封。
後期に向けても励みになると思う。
前節に続いて、GK志村が絶好調。
もちろん、相手のシュートが正面が多いという幸運にも
恵まれたが、それでも冷静にボールを受け止め、
そして万事休すという場面でもしっかりとブロック。
これはいよいよカミンとの正GK争いが楽しみになってきた。
そして今日マンオブザマッチのパパドプーロス。
本当に危険な場面でよく体を張ってくれた。
彼ら2人の頑張りがなければスコアは「逆」になっていても
不思議ではなかった。
久しぶりのホームでの勝利、爽快だった。

ハートウォーミングなライブでした。

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昨日は地元で今年一番最初に行われるお祭りだったが
早いうちにお参りを済ませ、明るいうちに西に向け出発。
そのわけは・・・、何とかプラチナチケットの確保に
成功することができたから・・・。
ということで、こちらへ。
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aiko Live Tour “Love Like Pop Vol.19 名古屋公演
@日本特殊陶業市民会館フォレストホール (Live)

まず、終わってみて思ったことは、
「”ROCK”と”POP”はこれだけちがうんだ。」ということ。
aikoのライブ自体は2度目なのだが、前回、札幌で観たのは
“Love Like Rock”というツアー。
今回は”Love Like Pop”で、
ツアーのコンセプト自体が異なるとは聞いていた。
ライブハウスでオールスタンディングでの”Rock”に対して、
“Pop”はホールツアー。
そのためオーディエンスも自分のシートがはっきりしていて、
ステージはもちろん、隣席との間にもある程度の距離がある。
それだけでも「激しさ」という点でちがうことはわかる。
一方で今回のステージは、演奏を通じてだけでなくMCで、
aikoとオーディエンスがコミュニケーションをとりながら
想いを通わせてお互いの距離を縮めていく、
そんな印象を受けた。
ライブが終わる頃にはただ汗をかくだけでなく、
どこかハートもほっこりと温かい気持ちになる、
そんなライブだったように思う。
もちろん、演奏も楽しめた。
新作「May Dream」からの曲を中心に、旧曲も織り交ぜて
約3時間、非常に濃い時間だった。
アルバム同様、第1曲目は「何時何分」から入ったのだが、
「あめちゃんあったら・・・」と彼女の声が響いたところから
釘付け。
曲のもつ切ない世界観をしっかり歌い上げる彼女。
一方で2曲目の「あたしの向こう」などのように
アップテンポの曲ではステージ全体を広く使って
すべての客席との距離を縮めようとしながら歌い踊った。
今回のライブを観たことで、新アルバムのコンセプトを
よりしっかりと受け止めることができたように思った。
ぜひまた機会があれば、この世界観を楽しみに行きたい。