「Surviveしてきた自分にもっと誇りを」

佐野元春35周年Anniversary Tour
「佐野元春&THE COYOTE GRAND ROCKESTRA」
ツアーファイナル @ 東京国際フォーラム ホールA
20160327moto_and_cgr

今年の1月にこの公演のチケットを確保できた時、
自分はこの3月に仕事上でどのような状況になるか、
全く予想ができていなかった。
でも昨年末の名古屋公演が「起立禁止」という状況で
消化不良となる中、「勢い」で購入した。
結果として後悔した。行くまでは・・・。
「引継ぎ準備」が終わらないのだ。
今日も午前中職場で仕事をし、そのまま新幹線へ。
有楽町駅からは食事以外寄り道せず、ホールへ直行。
4月から職場を変わることへの不安もあって
余計なことが頭に残りながらのライブの始まりだった。
しかし・・・。
数々の曲が自分の頭と心を「無」にしてくれた。
そして数々の曲が自分の頭と心を「前向き」にしてくれた。
学生時代の、今とはちがう形でもがいていた自分に
タイムスリップさせてくれたり、
これから「境界線」を超えようとしている自分に
それをくぐって超えていく勇気をくれたり。
そして何より。途中の彼のMC。
「35年間Surviveしてきた自分に、
 もっと誇りをもっていいんじゃないかな。」

それに続いての「ジャスミンガール」「ヤングブラッズ」、
そして「約束の橋」でのあの歌詞。
「今までの君は間違いじゃない。これからの・・・」
いろんな意味でぐらついていた自分に、グッときた。
(ちなみにその次が「サムデイ」だったし・・・。)
このライブが「こんな時期」でなければ
ちがう楽しみ方ができたかもしれないけれど、
でも逆に「こんな時期」だったからこそ、
「来るもの」もあったのかな。
帰りのひかりのスピードに身をまかせながら
ぼんやりとそんなことを考えたりしてきた。
明日もまた、そして4月からもまた、がんばろう。