2014-2015シーズンの始まりは、ここから。

20141226kisofuku

「その山」は、今日一日、雲に遮られたままで、
最後まで姿を見ることはできなかった。
しかし、その「神の宿る山」でこの秋に起きた出来事は
とても悲しく、切ないもので、
ここからこうしてその山の方向を見つめるたびに、
私たちに何とも言えない複雑な思いを想起させた。
だから今日は、クワッドを降りて滑り始める前に、
「その山」の方を向いて、心静かに手を合わせ、
思いがけず命を絶たれた人たちの冥福を心から祈った。

きそふくしまスキー場にて、
麓に向かって駆け下りながら、いろいろなことを考えた。
これからも御嶽山が日々美しく、穏やかでありますように。
そしてここ木曽町や王滝村の人たちの生活が平穏で、
町に賑わいが戻りますように。