これが「僅かな差」から生み出された「天と地」との差だ。

2014 J1昇格プレーオフ 準決勝
磐田 1-2 山形 @ヤマハスタジアム(磐田)

(BGMにはシクラメンの「ウィーアーワン」をどうぞ。)
20141130pray_off_vs_yamagata

何もここまでシクラメンのシーズンソングにそっくりの
シチュエーションにしてしまわなくてもいいのに、
ってぐらいの結末だった。
結果についてだけ言えば、想定の範囲内ではある。
でも、あの「終わり方」は「あり得ること」という
覚悟は心の表面上ではできていても、
それは「あり得るだろう」ぐらいの認識だった。
だからそれが現実となった時、結構、凹んだ。
終わってからも、シートに座り込んで動けなかったし、
(こんなこと、2001年のチャンピオンシップ、
アウェーでの鹿島戦以来だ。)
帰宅後は録画を見直してひとり反省会をしながら、
17時台から酒を開けた。
「たら・れば」を言えばきりがない。
「あのポストをたたいたシュートが・・・。」
と磐田側の攻撃について言うのであれば、
同様のシュートは山形側にもあったわけで、
うちが圧倒的に押していた、というわけではなかった。
ただ・・・、
ここ数試合の中では一番、前に向かう意識は高かったし
連携した動きでつなぐ攻めがよくできていたし、
身体のキレもよかった。
だからこそ、結果につなげられなかったことが
残念でならない。

さぁ。検証を始めなければならない。
選手の、2人の指揮官の、フロントの、
何ができていて、何ができていなかったのか。
そしてフロントは動き出さなければならない。
まさか、背番号1が来季もスタメンGKだというのなら、
シーズンシートは買わないかもしれない。