憂鬱な時間に憂鬱な引き分け

2014 Jリーグディビジョン2 第38節
磐田 2-2 京都 @ヤマハスタジアム(磐田)
20141026vs_kyoto

先週の中日新聞に、磐田が名波新監督を迎えたのに
観客動員が伸びず、困惑している、との記事が出ていたが
何言ってんだか、と思わずにはいられなかった。
監督を替えることで観客動員増を期待していたのか!?
確かにクラブのレジェンドが監督になることで話題になり
彼がベンチから指示を出す姿を見たくて足を運ぶ、
そんなオールドファンもいるかもしれない。
でも、それを見たいのは「初陣」ぐらいで、
その後も足を運び続けるためには「勝つ」ゲームを、
それもスッキリと勝つゲームを見せてくれなければ。
現在足を運んでいる8,000人のサポの多くは、
もう固定客。
負けようが、自動昇格が絶望的になろうが、
それでも足を運ぶ、コアなサポだ。
それ以外の「行ってみようか」的な人を取り込むには、
特に「また行こうか」的な「リピーター」として
「味を占める」ためには、指揮官がレジェンドかどうか
よりも、まずは「スカッと勝つ」ことが大事だと思う。
そんな記事を読んでからこのゲームを見たら、
何やってんだか、と思うし、
雨に濡れながらゲームを見させられた結果がこれでは
見に行った自分を情けなく思ってしまう。
明日からまた一週間が始まる、その重苦しい時間に
こんな思いはもうたくさんなのだ。