ドライブBGMより、鉄道の旅で聴くのがいいのです。

今年の夏は、京都、秋田、長崎など
新幹線など鉄道の長距離移動をすることが多くあった。
そんな今年の夏、
私のお出かけBGMは、このアルバムだった。

「泡のような愛だった」、aikoの11枚目のアルバム。
もうタイトルからして、既にかなりせつないのだが、
中身もそのとおり、消えていったはかない恋を思いながら
一人つぶやくような深い歌詞を、
「aikoワールド」とも言える音楽で包んだ曲たちが並ぶ。
シートに体を預け、新幹線のある意味強引なスピードに
身をゆだねながら、ぼんやりと車窓からの風景を眺めたり、
目を閉じて一息ついたりしながら
「4月の雨」とか聴いて、いろいろなことを考えた。
自分でハンドルを握ってのドライブのBGMとするより、
鉄道で旅しながら、その世界観に浸りながら
聴くのがいいかな、と思う一枚だ。
私は夏に聴いたが、物思いにふける秋にもいいかも。

(アルバム1曲目の「明日の歌」の動画にしてみました。
ショートじゃなく、フルで聴けるので・・・(^_^;))