これからがスタート。

2014 Jリーグディビジョン2 第34節
磐田 2-0 愛媛 @ヤマハスタジアム(磐田)
20140928vs_ehime

レジェンドの「初陣」というその響きに誘われ、
磐田に足を向けた。(でなければ行かなかったかも。)
ただ、前半を見た段階では、勝ちへの意識、消極性、
運動量、足下の技術、視野の狭さ、連携等々、根は深く、
簡単に何かを引き上げる、というのは難しそうだった。
とりわけ背番号4はMOMなどに選ばれてはいたが、
彼からは、磐田が低迷に向かい始めた頃の背番号10などと
同じにおいがして、意識改革をさせるのは難しいと思った。
とはいえ、新指揮官ならではの約束事を全員に意識させ、
ゴールを得たことで自信を得た後半は、硬さが消え、
わずかではあるが可能性を感じる場面も見られた。
何はともあれ、これからだ。
勝ち続けなければならない。
そして勝ち点5が埋まらなかった時には、
さらに負けられないトーナメントが待っている。
これはまだ、スタートでしかないのだ。

すっかり「そうあるであろうもの」だと思っていた。

2011ontake

私はこの山に登ったことはない。
10年以上前、後輩に登ろうと誘われたことはあったが、
仕事の都合だったか、その時は登ることができなかった。
しかし、毎年のようにスキーで木曽を訪れる私にとって、
この山はいつも「見上げればそこにある」存在で、
ある時には、その美しさに心を癒やされ、
ある時には、そこに宿るであろう神に祈りを捧げ、
ある時には、方角を知る手がかりとなり、
ある時には、その中腹に積もった雪の上で滑りを楽しみ、
ある時には、夏の暑さを避けるために高原に身を寄せる、
そんな存在だった。
でもその山は、いつも「そうあるであろうもの」などという
私たち人間が、勝手に思い描いていたイメージから
完全にはみ出し、想像をはるかに超える力をもった、
地球という大きな生命体の一部であることを今回、
思い知らされた。
この噴火が、あと数か月後の週末に起こっていたら、
他人事ではなかったかもしれない、
そう思うと、残念なニュースが入るたびに、
何とも言えない思いが心の中に積もっていく。
2012ontake

一日も早く、行方がわからない方すべてが見つかり、
家族の元へ戻れますように。
そして一日も早く、この山の怒りが
静まりますように・・・。

木曽町役場の皆さん、警察、消防、自衛隊の皆さん、
体に気をつけてがんばってください。

磐田よりもラーメンと女子アナ!?

本来ならここでは北九州戦や水戸戦のレビューや
監督交代についての雑感をアップするべきなのだろうが、
こんな話題でアップするのは、確かに私の心がそれだけ
磐田から離れつつあるということなのだろうか。
ということで、今回の話題は、
昨日の午後に訪ねた、静岡ラーメンフェスタから。
20140927tsubame

島田の麺屋燕は私の住まいからの距離もなかなかで
あまり足を運べないのだが、ここは毎年出店しているので
必ず食すことにしている。
あっさりと透明感のある染み込むようなスープと細麺が
絶妙で口に運ぶたびに幸福感を感じる逸品「だった。」
今回もこれを基準にということで、一番目にいただいた。
ん?・・・今回は少し雰囲気が違った。
濃厚、なのだ。
何でも、燕の鶏ベーススープと、系列店「燕かえし」の
鶏白湯スープを掛け合わせた醤油味とのこと。
確かに深くおいしいのだが、やさしい味を期待していた私は
少しあてが外れた、そんな感じがした。
続いてはこちら。
20140927mennotora

袋井市役所前、麺屋めん虎。
袋井というとあじ助、というイメージの私に
新たな店の開拓ができれば、という思いで
「塩くまラーメン」をいただいた。
スープを口にした瞬間に感じたのは、濃厚豚骨でありながら
見た目とはまたちがうクリーミーな舌触りと喉ごし。
まろやかだ。固めにゆでられた細麺の食感もいい。
今回、アクセントに入れられたマー湯については
少し、私的にはちがうかな、とも思いつつ、
一度お店で食べてみたい、そんな印象を感じた。
最後はこちら。
20140927kakeru

浜松の幸一丁目、城北高校そばにできたらしい
麺喰いkakeruというお店。
豚骨をベースとしながらも、煮干しや節などの
魚系の味が香るスープは深く、美味。
麺も私の好きな細麺でスープによく合い、
おいしくいただいた。
今回はあえて私の自宅から近い店のみを選び
東京や東部の「ここだから食べられる」系は外した。
それは、店で食べにいくのはありorなしの判定のためと
健診が近づく中、暴飲暴食は避けなきゃ、という
ブレーキが働いたから・・・かな:-)
ちょっと心残りもあるが、体調を損ねることなく
帰ってこられたから、まぁいいか。

そして、青葉公園で、こんなのも見た。
20140927hirose_and_makino

別に私、女子アナマニアってわけではないんだけどね:-)
(周囲にはかなりマニアックな皆さんが、カメラ構えて
完全武装してましたが・・・。)

さて、こんな「しょんない」話題でアップした後、
それでも磐田を見捨てられない私。
名波新監督の初陣を見に、出かけるとするか・・・。

夏の終り(「終わり」じゃないのか!?)

(BGMにはオフコースの「夏の終り」をどうぞ。)

すっかり涼しくなった。
長崎からの帰路、車窓をぼんやり眺めていて気づいたのは、
往路には見られなかった彼岸花の群生だった。
たった3日の間に、季節は移り変わっていったのだ。
2014年の夏は終わったと言えるだろう。
本来ならもっと早くこちらに掲載するべきだったが、
夏なのに忙しく、放ったままにしていた夏の記憶を
少し振り返りながら載せてみたい。
20140802kakunodate

まずこちら。
8月初旬に出張で出かけた秋田の帰りに
立ち寄ってみた角館の武家屋敷だ。
確かに京都などと比べてみれば見劣りは否めないが
それでもこの寒さ厳しい北国での武士の暮らしを
うかがい知る、貴重な建造物群だと思うし、
街を挙げてこの街並みを大切にしようとする取り組みも
自分たちの住むまちづくりの参考になりそうな気がした。
続いてはこちら。
20140823chikubujima1

私の大学の同級生でこれを見て懐かしい、と思った人は、
かなり記憶力のよい人かも。
こちらを見れば思い出すだろうか。
20140823chikubujima2

そう。皿を投げて鳥居の間をくぐらせれば、
願いが叶うという、琵琶湖の竹生島だ。
大学3年の夏にここを訪れて以来の訪問となった。
琵琶湖は横を通過するばかりで、そこを訪ねるということは
あまりなかったが、久しぶりにこの空気感の中に身を置き、
20歳の頃、身の回りを包んでいた空気感を少し思い出し、
懐かしさをしみじみと感じると同時に、
時の経過を現実のものとして受け止めざるを得ない、
そんな覚悟を新たにした。
ちなみにその翌日にはこんなところも。
20140824hieizan

比叡山延暦寺。
健康・安全と平穏な日々がこれからも続くこと、
シンプルにそれらを願った。
最後はこちら。
20140825yusanji

夏休み最終日、カブで袋井の油山寺へ。
一応目の霊山として有名なお寺で、
まさかの衰えなのか!? とこのごろ気に掛けている
そんな自分の目の健康を願いつつ、そのほかにも
この夏に体調を崩した友人の回復も併せて祈願した。

もう、何だか神仏にすがってばっかじゃん(-_-)
でも、歳を重ねながら、どこか自分に不安を感じる、
そんなジェネレーションに入ってきたのかな、などと
思うと、また老け込んでしまいそうで・・・。

「こんなことは今までなかった。ぼくが・・・」

(BGMには、オフコースの「秋の気配」をどうぞ。)
2014 Jリーグディビジョン2 第31節
磐田 1-1 長崎 @長崎県立総合運動公園陸上競技場
20140914vs_nagasaki

今回、日本本土の西の果てまで遠征するにあたっては
直前までいろいろ悩んだ。
もはや自動昇格が困難になったクラブなんかのために、
そんなところまで行く価値があるのか、というのが
一番悩んだ理由だった。
結局、磐田も応援するが、それだけではなく、
仕事上の取材、情報収集という目的もある、と
自分を納得させることで、自分にとって20年以上ぶり、
3度目の長崎訪問を決行することにした。
その「取材と情報収集」はまずまずの成果を得た。
早速、昨日も撮影してきた画像を仕事で生かしたし、
来月以降も使っていく予定だ。
しかし、本来の訪問の第一目的は、
目的としたような価値があったかと言われれば、なかった。
何だ!? 前半はシュートらしいシュートを1本も打てず、
そして「ポンコツ」と言われても仕方ないような
情けない守備陣。特にあのポンコツキーパー。
後半こそゴールに向かう姿勢を見せ、追いついたが、
結局勝ちきることができずにタイムアップ。
2位松本の背中は相変わらず霞んだままだ。
そして、ちょっとカチンと来ているのが、
私の見間違いでなければ、背番号4、
ゲーム後のサポへの挨拶をスルーして
そのまま引き上げようとして、見かねた駒野に連れ戻され、
並んで待っていた中に嫌々そうな顔をして加わり、
全然感謝の気持ちも見えないままに挨拶。
違うか?
前々から試合後の背番号4の悪態は目についていたが、
いよいよもって今回は、いい加減にしろ、と言いたい。
大して決定的な仕事をしたわけでもないのに
何を「お客様」にキレているのだ!?
こんなのを見てしまうと、この季節にぴったりの
どこかの懐メロのように
「ぼくが磐田から離れていく」のも時間の問題なのか
と思う。