もう一度、心に灯をともして

長野の時には、「もうすぐ」「あと少し」と
指折り数えて開幕を待ったものだが、あれれ?
今回は「気がつけば、もう」という感じ。
それぐらい、今回のソチオリンピック冬季大会は
私の中でも、今一盛り上がってない。
その理由の一つは、開催国であるロシアという国の
「閉鎖的イメージ」から、ノリ切れないこと、
そしてもう一つには、これまで上昇を続けていた
自分の中での「スキー熱」が、ここ最近は
ピークを過ぎてしまったのかな、というのがある。

決してスキーが嫌いになったわけではない。
だが、あんな風に滑れたらという選手たちへの憧れが
自分の滑りに「限界」を感じる中で、冷めてきたこと、
お泊りスキーなどでスキーにどっぷり浸る機会が
なかなか設定しづらい生活環境になってきたこと、
そして、もし自分の限界に挑戦してけがなどしたら、
許されないという心のブレーキが働いていることから
自分の中の「スキー熱」が冷め、五輪への関心も
下がっているのではないかと思っている。

とはいえ、高橋大輔、浅田真央、上村愛子など
今回をラストと見込んで自分のすべてをぶつけて
完全燃焼しようとしているベテランたちや、
厳しい予選を乗り越えて世界への扉を開いた
女子アイスホッケーやカーリングの選手たちの
活躍する姿を見たいという思いは、やはりある。
特に
「なんでこんなに一段一段なんだろう。」
と涙を浮かべながらも笑顔で語っていた姿が
今も脳裏に焼き付いている上村愛子については
本当に頑張ってほしいし、何かをつかんでほしい。
そう思いながら、「オリンピック熱」を
自分の中で高めてみたい。
それから・・・自分の中の「スキー熱」も(^-^;