スープも麺も、「体にしみ込んでいく」。

修善寺に向かうにあたって、途中まで下道を利用した。
いろいろ寄る所があったためだが、
その一つがこちら、島田の「麺屋・燕」だった。
2年ほど前、あさひテレビのラーメンフェスタで
食して以来、一度店に行きたいと思っていた。
国1バイパスを野田インターで降り、現道に入って
少し走った御仮屋町、道路北側にひっそりと建つ。
幟がなければ気づかないくらい、らしくない店構え。
昼時を過ぎた13時過ぎだというのに、数人の行列。
ただし回転は速く、ほどなくして座席へ。
頼んだのは燕・支那そばの塩、看板メニューだ。
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上品な、それでいて、やさしい味。
「節」の味が香る上質な和風だしの味の中に、
ほのかに鶏などの旨みを感じる透明なスープ。
そしてしっかりとコシを残しつつ、しつこくはない
程よい食感と香りのの細麺。
美味しい。そして深い。
以前にネットで「毎日でも食べられる」みたいなことが
書いてあったのを読んだが、それは当たっている、と思う。
朝6時半から営業しているということからもわかるが、
「体が求める味」なのだろう。気に入った。
ただ・・・、通うには遠いな・・・。
あちらに行く機会があったら・・・逃したくない。
ぜひまた。