ムードメーカー「ポスト大野」の出現を期待する。

2012FIFA U-20女子ワールドカップ日本 一次リーグA組第2節
U-20女子日本代表 2-2 U-20女子ニュージーランド代表
@宮城スタジアム

残念だった。
ゲームの大部分は確実に支配していたにもかかわらず
勝ちきれなかった。
“This is football.”なんだろうな。
(相手のキーパー、よすぎ!!)
こうなると心配されることは、メンタル的なダメージだ。
あの2失点後、彼女たちが心に負ったダメージは
プレーの一つ一つに確実に表れていた。
仲田が前半途中で交代、というのも仕方ないと思う。
見るからに自分を見失っているように見えた。
気がかりなのは、ネット上のニュース画像で見たのだが、
あの後、彼女はしばらくベンチから離れ、
一人でぽつりと座ってゲームを見つめていたということ。
テレビには映らなかったので、長い時間ではなかったと思うが
ミスをした選手を包めない、またミスをした選手は入れない、
一時的とはいえ、そんな感じのベンチだったのだろうか?
何だかんだ言っても、U-20の女子。まだ若い。
そういう意味では「もろさ」は否めない。
こんな時こそ、大野や近賀のような明るさで、
前向きに雰囲気を変えられる選手がいるといいのだが。
既に東京に移動して、練習を始めていると聞く。
気持ちを切り替え、そして姉貴分から脈々と受け継がれる
「ひたむきさ」でスイスに立ち向かってほしい。