まだ八分の一だから・・・。

2014 FIFAワールドカップブラジルアジア最終予選
グループB 第1節 日本代表 3-0 オマーン代表
@埼玉スタジアム2002

「あの場にいるべきだった・・・。」
ゲームを見ながら、そう素直に感じた。
もう15年前になる。98フランス大会の最終予選開幕戦、
ウズベキスタン戦を国立で迎えた。
後に私が生観戦にはまっていくきっかけになったこのゲーム、
翌日、職場で先輩たちから、
「あの中にいたのか・・・。」
「あの場にいたかったなぁ。」
とうらやましがられたものだった。
今回、テレビで見ながら、画面に映った63,551人の人たちに
同じ思いを私は抱いた。
無理して行くのなら、この初戦か、次の金曜日。
そこから先は全てミッドウィークになってしまうから・・・。
まぁ、私も既に「無理して行く」歳じゃなくなっちゃった、
そういうことなのかなぁ。
昨日なら、せめてキックオフがあと1時間早ければ、
そして金曜なら、せめて1時間遅ければ・・・。

何はともあれ、始まった。
課題はあるが、勝ち方自体はよかった。
エコパでは、連携に課題があった前田が、かみ合っていた。
そして前線が、チームとして崩す動きができていた。
そして、取るべき人が取って勝ち点3、得失点差3を勝ち取った。
しかし、浮かれる事なかれ。まだ八分の一にすぎない。
実際、15年前もそうだった。
快勝発進しながら、その後ホームで韓国代表に敗れ、
アウェーでは引き分けのトンネルにはまってしまった。
まずは、この開幕3連戦を勝ち点7以上で終えること。
それがこの後を有利に戦う条件だ。
久しぶりに「晴美のカツ丼」を食べに行こうか、
そんなことを考える、今日この頃だ。