この地響き、すごすぎる。


えらいことになってるな。
昨年、わが家の隣の国家的文化財の門
(門には価値はないのだが)が
倒れた時もすごかったのだが、今もそれ並みにすごい。
よくわが家、家の中では平穏に生活できてるよ。
テレビ見ながらゴロゴロできるもんな。
でも、外ではいろいろな部分ががんばってるんだな。
瓦一枚、サッシ一枚、ちょっとしたパッキン一枚、ご苦労様。
この時間、働いてる人もご苦労様。
今回の4号、スピードが速いみたいだから
何事もないうちに立ち去ってくれ。
家を新調してから、そう思うようになったよ。
あと、バイクも。去年ひっくり返ったから。

確かにあのころとはちがう。でも・・・。

2014 FIFAワールドカップブラジルアジア最終予選
グループB 第3節 日本代表 1-1 オーストラリア代表
@オーストラリア ブリスベン Brisbane Stadium

開幕前、6月3連戦で勝ち点7、
つまり2勝1分けで行けるといいと思っていたが、
本当にそうなった。
そういう意味では、悪い結果ではない。
実際に序盤のボコボコにはかなり肝を冷やしたわけだし。
川島をはじめ、あそこで踏ん張れなかったら、
この結果もないわけだし。
でもね・・・。
あのPKだけは避けたかったなぁ。
相手を一人退場にして、レフリーとしては、
トントンにするチャンスを狙っていたわけで、
気をつけなければいけなかった。
これも含めてアジア最終予選なんだな・・・。

もはや「あの時のSAMURAI BLUEもどき」ではない。

2014 FIFAワールドカップブラジルアジア最終予選
グループB 第2節 日本代表 6-0 ヨルダン代表
@埼玉スタジアム2002

あのPKは前田のものではないか、って?
いいのだ。6得点でぼくたちの代表が勝ったのだから。
それに、ここのところ前田自身、PKにはツキもなかったし。
そんなこと以上にあの先制弾は、その後の試合の流れを形作る
それはそれは、価値のあるものだったし。いいのだ。
相手が一人少なくなったのはラッキーだったが、
仮にイエロー2枚目が出なかったとしても、
これに近い結果は出ていただろう。
素晴らしいゲームだった。
1トップ、2列目の3人、両サイドバック、ボランチ、
全てが連動して流れを作り出せていた。
バックラインも落ち着いていた。
途中交代した吉田に替わった栗原、伊野波についても、
この日は落ち着いて対応できていた。
さぁ、ここまではホームでサポーターに後押しされ、
好条件の中で思い切りやることができたが、いよいよ敵地。
いろいろな条件が限られた中で、吉田をケガで欠く中で、
どれだけやれるだろうか。
ただ、この2試合で、流れは作った。
この流れをそのまま「南半球なのにアジア」とか言ってる国へ
持ち込んでほしい。
そして今の日本は「あの時」とは確実に違うのだ、ということを
見せつけてほしい。

あのロシア戦歓喜の夜からもう10年。いろいろあった。
そしてこれからもいろいろあるだろう・・・。

まだ八分の一だから・・・。

2014 FIFAワールドカップブラジルアジア最終予選
グループB 第1節 日本代表 3-0 オマーン代表
@埼玉スタジアム2002

「あの場にいるべきだった・・・。」
ゲームを見ながら、そう素直に感じた。
もう15年前になる。98フランス大会の最終予選開幕戦、
ウズベキスタン戦を国立で迎えた。
後に私が生観戦にはまっていくきっかけになったこのゲーム、
翌日、職場で先輩たちから、
「あの中にいたのか・・・。」
「あの場にいたかったなぁ。」
とうらやましがられたものだった。
今回、テレビで見ながら、画面に映った63,551人の人たちに
同じ思いを私は抱いた。
無理して行くのなら、この初戦か、次の金曜日。
そこから先は全てミッドウィークになってしまうから・・・。
まぁ、私も既に「無理して行く」歳じゃなくなっちゃった、
そういうことなのかなぁ。
昨日なら、せめてキックオフがあと1時間早ければ、
そして金曜なら、せめて1時間遅ければ・・・。

何はともあれ、始まった。
課題はあるが、勝ち方自体はよかった。
エコパでは、連携に課題があった前田が、かみ合っていた。
そして前線が、チームとして崩す動きができていた。
そして、取るべき人が取って勝ち点3、得失点差3を勝ち取った。
しかし、浮かれる事なかれ。まだ八分の一にすぎない。
実際、15年前もそうだった。
快勝発進しながら、その後ホームで韓国代表に敗れ、
アウェーでは引き分けのトンネルにはまってしまった。
まずは、この開幕3連戦を勝ち点7以上で終えること。
それがこの後を有利に戦う条件だ。
久しぶりに「晴美のカツ丼」を食べに行こうか、
そんなことを考える、今日この頃だ。