「らしさ」をもう一度見せてほしい。

2012ロンドンオリンピック 女子サッカーアジア最終予選
日本女子代表 2-1 韓国女子代表
@中国 済南 済南オリンピックスポーツセンター

続けて厳しい試合になった。
いくらFIFAランクで大きく引き離しているとはいえ、
最終予選、日韓戦、中一日・・・、
困難にする要素はこれでもかというぐらいありすぎた。
苦戦の原因は何と言っても多発した「ミス」だろう。
失点の原因となった熊谷の足を滑らせたほかにも
ボールを奪ってから敵陣内で攻撃体制になる前に
あっさりと相手に受け渡してしまうパスミス。
あれでは攻めは組み立てられまい。
そして運動量の少なさ。走れていない。
中一日とはいえ、条件は相手も一緒。踏ん張らねば。
そんな中でもよさを見つけるならば、決勝点。
決めた阪口、ゴール前で潰されながらもアシストした川澄、
そして何より、果敢に上がって中に折り返した澤、
なでしこらしい崩しだった。
ああいう場面がもっと増えてくることを期待したい。