連休の谷間で考える。(昨日サボっちゃったから)

「連休中は毎日更新」とか言ったのに、昨夜は寝ちゃって×。
目が覚めたら日付が変わってた。ということで、今日更新。
今日は仕事から帰ったら大きなニュースをやっていた。
菅総理が浜岡原発の全原子炉の停止を要請するとのこと。
以前より私は、「原発はエコなエネルギー」という言い分は
ちがうと思ってきた。
火力発電がCO2を出すからエコではない、というのなら、
放射能を含んだ核廃棄物を生み出す原発など論外だ。
だから、安全性が保証されない現状で停止、というのは
当然の判断だとは思うが、心配なのはあの人お得意の
瞬間的な「思いつき」で決めたのではないか、という点だ。
(消費税発言から始まり、震災後の場当たり的な対応等。)
夏の電力需要、原発に関わって生活している人たちの今後、
地元への影響など「何とかなるだろ」的発想ではたまらない。
思えば、3日に震災以来初めて東電管内に足を踏み入れた。
夕方の武蔵小杉駅はこんな感じ。

照明や看板などの電気の半分が消えていた。
コンコースは薄暗く、改札機もエスカレーターも一部停止。
その後、横浜経由で帰ってきたのだが、街の薄暗いこと。
「ブルーライト・ヨコハマ」って歌が幻想に思えた。
東電管内の停止原発が再稼働する見通しがない中で
この状態は当面続くことだろう。
それがいよいよ他人事ではなくなってくる。
本気で節電を考えねばならない。
と同時に、原発に替わる本当にエコなエネルギーについて、
国としても真剣に考えていくべきだと思う。