失望と、手がかりと

国際親善試合
日本代表 1-2 イングランド代表
@オーストリア・グラーツ UPC Arena

無念。でも横綱相手ってこんなものなんだよな。
いい感じに後半途中まで行っても、
後半の後半で力尽き、まずアリの巣程度の穴が空き、
そこからボロボロと崩壊が始まっていくのだ。
3ボランチにしていい距離感を保ちながら機能していた守備が、
60分過ぎあたりから機能不全に陥り始める。
それまで攻守に力を発揮し、韓国戦とは違う存在感を示していた
遠藤、そして阿部が姿を消し始める。
と同時に、ランパードや両サイドが自由に攻め始めた。
闘莉王や中澤のオウンゴールもそんな攻めの中から生まれた。
一方、攻めについては2列目までは運ばれるものの、
最後の岡崎や森本が決定的な仕事ができることは少なかった。
残された課題は大きい。
とはいえ、自虐的になることもない。
次に向けての手がかりをつかめた部分もある。
これを生かせばいい。