「ジュビロ磐田は、もはや死んだに等しい。」と言ったら厳しすぎるか?

悔しい。本当に悔しい。
その一言に尽きる。
しかし、今となっては本当にどうしようもない。

背番号8にはもちろん失望しているし、
憎悪の念すらある。
しかし、もはや問題は彼一人だけのものではない。
J昇格以来、
いや、その前のヤマハ発動機時代から
こつこつと積み上げてきた「PRIDE OF IWATA」が
今回の件で木っ端みじんになってしまったのだから。
このダメージは背番号8を解雇すれば終わるものではない。
本来、子どもたちに夢を与え
「郷土の誇り」であるべきプロスポーツ選手・チームが、
「郷土の恥」になってしまったわけで、
かつての筑紫哲也の言葉を借りて厳しい言い方をすれば
「ジュビロ磐田は、もはや死んだに等しい」
とも言える状態ではないだろうか。
我々のような「顧客」だけでなく、
すべての株主、スポンサー、
そして地域住民一人一人の心に「信頼」と「誇り」を
再び積み上げていかなければならない。
今まで数十年かけて積み上げてきたものは、
0に戻ったどころかマイナスにまで落ちたところからの
スタートであることを認識して
再び積み上げていかなければならない。
その覚悟がフロント、指揮官、そして残されたチームに
あるものと信じたい。

「危機にある今、フロントもチームも、
 どう動くか、それが大事だぞ。」