「決定率100%」?

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昨日は仕事の後、少し遅れて雨の中、磐田に駆けつけた。
いつものEゲートは閉鎖のため、Dゲートから入場。
ゴール裏の後ろを抜けながらバックスタンドを目指すが、
Eゲートのあたりからずっと聞こえていたのは
あの攻め込まれている時に使われる
「ジュビーロ磐田、ドドンドドンドン」
の声と、犬塚に対する厳しい叫び声。
そしてゴール裏の人垣の間から見えるのは
勢いよくこちらへ向かってくるオレンジ色のユニフォーム。
この様子ではもしかして、先週と同じような
ぬるい試合をやっているのか、と想像したところ、
まさにそのとおりだった。
中盤より前にボールを運べない、
サイドにはたいても中央に効果的なボールが帰らない、
マークに簡単にボールを奪われ、逆襲される、
片方に偏った守備の逆を突かれ、あわやという場面を作られる。
先週と何が変わったのだろうか?
後半西の投入で少し前線でボールキープできるようになり
その西が結果を出したが、その後も情勢は変わらず。
結局シュートは磐田の決勝点となったこの1本のみ。
タイムアップの笛には「歓喜」というよりは「安心」
という感じだった。
とりあえず、シーズンは続いた。
しかし、この2週間を無駄に過ごせば、
「埼玉の虐殺」というクラブ史に残る大惨敗にもなりかねない。
この2週間は大事だ。
監督が、スタッフが、選手個々人が、
それぞれできることを2週間やって、次を迎えてほしい。