Danke shone, Deutschland !!(本当はoの上に点が2つ)

̴夢のような1ヶ月が終わった。
これでスキーシーズンが始まるまでは
当面夜明け前にめざましをセットしなくてもいい。
これは「癒し」とりわけ「睡眠」を趣味の一つとする
私としてはとても嬉しいことだ。
でも・・・やはり寂しい。
「非日常」が日常になっていた30日間、本当に充実していた。
日常なら週に1回見られるかどうかというすごいものを
毎日、それも2回、3回と見せられた日には
そりゃ、寝られませんって。
そして3ゲームを生観戦した2002年に比べれば1試合だけと
試合数こそ少ないが今回も生観戦する機会を得ることができた。
試合自体は残念かつ虚しい結果だったが、
地球上の様々なところからやってきた人たちと一緒に
自分もこの祭典に「参加」し、
五感でこの大会を感じることができた。
自分のものの考え方、価値観すら変えた5日間だった。
そういう機会を与えてくれたドイツ大会に、
ドイツ大会に世界中から集まった人たちに、
そしてホスト国、ドイツ国民とドイツという国に感謝をしたい。
Danke shone, Deutschland !!

明日から「日常」が戻ってくる。
しかし南アフリカへの道はここから始まる。
ドイツへ向けての代表強化をもう一度根本から見直し
「一から」ではなく、「ゼロから」出直すこと。
そしてこの国のサッカー文化の基本である「J」を充実させること。
そんな「日常」を重ねながらまた4年後の夢を見ていきたい。

ロベルト・バッジオは最後、どんな想いで見つめただろう

final2006.jpg
正直言ってしまえば、このファイナルについては
フランスを応援していただけに、結果は残念。
でも、結果以上に
ゲームの終盤があんなことになってしまったことが
もっと残念。
何を言われたかわからないが、
国を代表するチームを引っ張るキャプテンとして
あれはどうよ。
みんながあなたの最後のゲームのために、って
想いを一つにしてきたのに、あれはどうよ。
それから、主審が気づかないのは仕方ないとして、
すぐに副審が主審にアピールしてのことならすっきりするのだが
ブッフォンからのアピールがあって初めて副審に確認をし、
それからレッド、というのはどうだろう。
何か終盤にゲームを壊された、という気がした。
もっとも、その前からフランスは足は止まりだしていたし、
最終的な結果は妥当なものかな、と思う。
チャンピオン、イタリア。おめでとう!!