賤機山のふもとに湧く湯

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県道井川湖御幸線、
静岡駅から県庁前を抜け北へ向かう道。
中部地区の人ならご存じ運転免許センターへ行く道。
(運転免許試験場と呼ぶ人は既にオジサン?)
私も若かりしころバイクでこのあたりを流して
走り回っていたこともあり、景色はよく覚えている。
でも、そのころは「温泉」なんて、なかったよなぁ・・・。
静岡浅間神社のちょっと北、静岡温泉「美肌湯」。
(「びじんゆ」と読むらしい。)
日帰り温泉施設ができていた。
駐車場は満車。にぎわっているようだ。
浴室に入った瞬間、あっ、と思った。硫黄の匂いである。
奥の黒い浴槽から漂ってくる。
ここの特徴は2つの異なる泉質の温泉の浴槽があることとのこと。
それぞれ入ってみる。
無色の方のナトリウム・塩化物温泉の方は大きな特徴はないが
「カブラヲ温泉」なる浴槽は黒っぽい色が付いていて
硫化鉄?の浮遊物もただよっていて、雰囲気たっぷり。
肌がヌルヌルしてくるようで、ゆっくりつかり、満喫できた。
静岡までわざわざ出かけていくのには「思い切り」が必要だが、
市街地から近く、バスも何路線も通っているので
「本社」へ出張した時に帰りにちょっとというのもいいかも。