仕事を定時で終わらせ、佐鳴湖パークタウンを目指す。
タクシーを降り、のれんをくぐる。
「いつもの」一番奥の個室へ。
懐かしい面々が集まっている。
すぐに生ビールをオーダー、乾杯だ。
富塚の「花筏」。串揚げ・割烹の看板を掲げる、
知る人ぞ知る店である。
こちらのお楽しみはやはり串揚げ。
一般的には「おまかせ」という形で、違う種類の串揚げが
続けて出てくるというのがよくあるスタイルだが、
こちらはちょっとちがう。
肉類、海鮮類、野菜類など
素材の種類の違うものが取り合わされた「皿」が
「一番皿」から「七番皿」まで七種類あり、
そのお皿の番号でオーダーしていく。
「一番」から「七番」まで、順番にもってきていただくのが
食いしん坊である我々のスタイル。好きである。
串揚げ以外にも刺身、焼き物、揚げ物など、
おいしくいただける。
今回私は「レンコンのはさみ揚げ」を頼んだのだが、
サクサクした中にうまみがぎゅっとつまり、
挟まれていてかむたびに大満足。
季節ものとして壁に掲示されているものも素敵。
季節柄、やはり鍋でしょう、ということで鶏鍋と白子鍋を注文。
私は鶏をいただいたが、
あっさりしていながらしっかりした味のつゆの中で
ぐつぐつ煮えた切り身やつくね、
そして味のしみた野菜などおいしかった。
お酒や焼酎もいろいろな種類を置いてくれているようだし、
聞いた話ではランチもやっていて、こちらも評判らしい。
心のデータベースに加えておきたいお店である。