変わりゆく「アキバ」

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半日、休みをもらって出かけたアンゴラ戦の日。
ちょっと早めに東京に着いたので、
国立に行く前に秋葉原に寄ってみた。
別にパソコンやその部品を買う予定もないし、
妙な趣味があってコスプレの衣装を買う気もない。
ちまたで評判の「九州じゃんがらラーメン」の
秋葉原本店を目指した。
中央通りからはちょっと入ったところにあるが、すぐにわかった。
噂されていた行列はなし。
中途半端な時間だったことが幸いしたようだ。
とはいえ、狭い店内に客は一杯。
その名の通り「アキバ系」の人と相席に。
どれを頼んだらいいのかわからなかったので
店の名前と同じ「九州じゃんがらラーメン」の「全部入り」を注文。
手際よく短時間でできあがってきた。
なるほど、「全部入り」だけあって、角煮にチャーシュー、
煮卵にキクラゲ、メンマ、そして何と明太子までトッピング。
スープは豚骨をベースにしながら、鶏ガラなども使い、
意外とあっさり系。
なるほどメニューを見るともっとこってり系の
「ぼんしゃん」なるものもあるようだが、
この本店では遅い時間でないと食べられないとのこと。
次に来る時の楽しみとした。
とはいえ、十分コクもあり、こってり度をおさえているからこそ、
感じられる風味もあり、私としては楽しめたと思う。
麺は細めのストレート。まずまず堅めで食感が心地よい。
スタジアムでビールを飲むつもりでいたので今回は控えたが、
替え玉もOKとのこと。空腹な時はこれもいいかも。

外へ出て電気街を歩き、駅に戻る。
私の記憶の中にあるかつての秋葉原に比べると女性も増えたし、
看板の「ギラギラ度」も大人しくなったような気が。
「米軍払い下げジャンク品市」を思わせるような店も減った
そういえば駅も1階あたりはきれいになったし。
よくこのサイトにいらしてくださる、H氏のいるつくば市に直行する
つくばエクスプレスも開業。
いよいよここも「ターミナル」になるのだろうか。
この街の雰囲気も急速に変わりつつあるように感じた。