「3日間、待つのだぞ・・・。」

(いい天気だけれど、
 BGMには今回も松任谷由実の 「冷たい雨」をどうぞ。)

2試合続けて試合を生、もしくは生中継で見られなかった。
うちもそうだが、
対戦相手も優勝戦線に絡んでいないようなゲームには
世間の風は本当に厳しい。
特にフロンターレ戦については、3日遅れの録画。(何なんだ!?)
先入観なしで画像で試合を見たいため、録画放送までの間、
ネット・新聞・テレビ、そしてラジオ中継などの情報を一切絶ち、
LIVEと同じ感覚で試合を見る、というのが
私の基本的なスタンスだが、
さすがに3日間、「知らんぷり」を通すと精神上本当によくない。
そこまで待って観た試合が、
「・・・。」という内容だったり、結果だったりするとねぇ・・・。
ということで、
「そしていつか忘れたい・・・。」

「菊地の恩返し」

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背番号36が元気にやっていること、
チームの主軸になっていることに安心した。
それが今日の収穫かな。
しかし・・・あまりに主軸に「なりすぎていて」、
まさかこのまま帰ってこないなんてことになったら、
なんて心配もした。
(もしそんなことになったら、監督だけじゃなくて、
 社長はじめフロントにも不信任案提出だ!!)
とはいえ、終了間際の時間稼ぎ、
「さすが~。」なんて苦笑してしまった。
「敵チームサポ」の目の前でそこまでやって、
あんたらしいというか、大物だよ・・・。

ところで・・・わがチーム、
6戦連続勝ちなしというのは、何でもチームワーストタイとか。
それなのに「目指している方向は間違っていない。」なんて、
かなり前向きなボス。
失点した5分間が悪かった、みたいな言い訳をしているけれど、
本当にそうかな。
もちろんズルズル行ってしまった選手も
反省すべき点はあるけれど、
ベンチにも、とるべき手段があったんじゃないかな・・・。

変わりゆく「アキバ」

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半日、休みをもらって出かけたアンゴラ戦の日。
ちょっと早めに東京に着いたので、
国立に行く前に秋葉原に寄ってみた。
別にパソコンやその部品を買う予定もないし、
妙な趣味があってコスプレの衣装を買う気もない。
ちまたで評判の「九州じゃんがらラーメン」の
秋葉原本店を目指した。
中央通りからはちょっと入ったところにあるが、すぐにわかった。
噂されていた行列はなし。
中途半端な時間だったことが幸いしたようだ。
とはいえ、狭い店内に客は一杯。
その名の通り「アキバ系」の人と相席に。
どれを頼んだらいいのかわからなかったので
店の名前と同じ「九州じゃんがらラーメン」の「全部入り」を注文。
手際よく短時間でできあがってきた。
なるほど、「全部入り」だけあって、角煮にチャーシュー、
煮卵にキクラゲ、メンマ、そして何と明太子までトッピング。
スープは豚骨をベースにしながら、鶏ガラなども使い、
意外とあっさり系。
なるほどメニューを見るともっとこってり系の
「ぼんしゃん」なるものもあるようだが、
この本店では遅い時間でないと食べられないとのこと。
次に来る時の楽しみとした。
とはいえ、十分コクもあり、こってり度をおさえているからこそ、
感じられる風味もあり、私としては楽しめたと思う。
麺は細めのストレート。まずまず堅めで食感が心地よい。
スタジアムでビールを飲むつもりでいたので今回は控えたが、
替え玉もOKとのこと。空腹な時はこれもいいかも。

外へ出て電気街を歩き、駅に戻る。
私の記憶の中にあるかつての秋葉原に比べると女性も増えたし、
看板の「ギラギラ度」も大人しくなったような気が。
「米軍払い下げジャンク品市」を思わせるような店も減った
そういえば駅も1階あたりはきれいになったし。
よくこのサイトにいらしてくださる、H氏のいるつくば市に直行する
つくばエクスプレスも開業。
いよいよここも「ターミナル」になるのだろうか。
この街の雰囲気も急速に変わりつつあるように感じた。

「気がつけばそばに、松井がいた」 by あやや!?

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何はともあれ22時00分のひかりに乗らなければならない。
下を向き、帰り支度を始めたその時だった。
周囲がざわつき、ふと顔を上げると、
中村俊輔が逆サイドへ長いパスを出していた。
柳沢が折り返したところに松井大輔。
ボールは内側からネットを揺らした。一斉に皆が立ち上がる。
気持ちが帰り支度の方にいってしまっていた私は、
シュートの瞬間こそ目撃できたものの、
喜ぶタイミングは一瞬周囲より遅れてしまった。
そしてゲームセット。
拍手で選手を迎える間もなく、取り急ぎ信濃町駅へ走った。
電車を乗り継ぎ、東京駅へ。発車15分前、結構余裕だ。
ひかりのシートに収まり、流れる東京タワーを横目に缶ビール。
やっと落ち着き、今日のゲームを振り返る気分になれた。
確かに勝った。でも、7ヶ月後のことを思ったら、
これじゃ、まずいんじゃない?
欧州の、南米の、そしてアフリカの強豪と本気で戦う中で
点を取って勝っていく、相手の攻撃を封じていく、
そんなイメージは今日の代表のパフォーマンスからは
どうしてもできなかった。
3バックだったためか?14番のポカはあまり目立たなかったが
(4バックにしてからは何度かあったが)
あのヒデや俊輔までがパスの出し手と受け手の考え方の
ズレなどからすぐにボールを失うようなミスを連発。
9番と13番については問題外。特に13番は何をしていたんだ?
最後アシストした? これが本大会なら結果オーライだが、
内容が大事な今回、89分間一体どこで何をしていたんだ?
「シュートを撃つばかりがFWじゃない」なんて
逃げ口上はもう結構。
あんたにドログバのような一瞬の強さが数分の一でもあれば・・・。

「ロンドンのパブも渋いけど、有楽町のガード下も捨てがたい」by東京メトロ

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ひょっとして、「登運(とん)とん」をお探しですか?
よかったら、御案内しましょうか? 
いえ、ね、ちょうど私もそのお店に行くところなんですよ。
東京は有楽町、日比谷口から新橋方面へ向かうこのあたりは
古くからの「ガード下」。
最近は新しいレストランや、ギネスが飲める
洒落た店も出ていますが、
昭和の香りをとどめる昔ながらの「酒場」も残っていて
赤提灯と立ちこめる煙が、私たちの心を誘(いざな)うようです。
晴海通りを越えて新橋方向に数十メートル、
鉄道の下に入る、ほら、あそこ。
あそこがお探しの「登運とん」。
土曜日夕方の常連客(!?)が織りなす東京一の日常会話(!?)、
聞き逃したくないばかりについ足が向いてしまうんです。
さぁ、着きましたよ
私が「どこか相席でもいいから座らせてもらえるように、」
頼んでみましょう。

「やぁ、おばさん、いつもの、じゃなくて、まず、生。
それから煮込みと、つくねと「とり」、タレで。」

というのはかなりフィクションですが、
表面はカリッとしつつ中身は肉汁たっぷり、やや粗挽きの肉の
食感が何とも言えないつくねや、これまたジューシーな「とり」、
そのほか煮込みや、もつやきなど、メニューも充実。
アヴァンティのごとく、グラスを傾けながら、
聞こえてくる近くの会話に耳を傾けるという楽しみもでき、
なかなかよかったです。
「ロンドンのパブ」は、ちょっと敷居が高くて入れなかったけれど、
「有楽町のガード下」は堪能できたんじゃないかなぁ。

「I津君、一度あなたと行ってみたい、そんな店です。」