「U-20(19)」カテゴリーアーカイブ

宿題はアジアユースに持ち越し

2016 SBSカップ国際ユースサッカー 第3節
U-19日本代表 0-1 U-19スロバキア代表
静岡ユース 1-0 U-19コスタリカ代表 @エコパスタジアム

観ていてがっかりというか、情けないというか。
日本代表については、本当にこれが4年後のTOKYO2020を
目指すチームかと思うと本当にやりきれない気持ちに
なってしまった。
固められた相手ゴール前に全く割って入れない。
故にシュートも打てない。
この日については球際も弱かったように思う。
同じ場所で前夜のガンバ戦と同じ虚しさを感じた。
一方で、静岡ユースはよかった。
20160815shizuoka_y

にわか作りのチームとは思えない、連動した動き。
攻めと守りの切り替えの速さ、球際の強さ、
そして強烈なミドルシュート!!
日本代表にない動きで観ていてスカッとしたし、
実際観客席も沸いていた。
(日本代表よりもこっちがお目当てという人が
多かったように見受けられた。)
入れ替えちゃえば!?
もっとも、代表の方は戦力拡大のために高校生年代の
新しい選手を多く招集した「お試しチーム」だとか。
秋のアジアユースまでにしっかりチームをまとめてほしい。

で、スッキリしないU-19代表戦の後は、テレビでハラハラ、
そして歓喜!! というのは、

第31回オリンピック競技大会 リオデジャネイロ2016
テニス 男子シングルス 3位決定戦
錦織圭(日本代表)2-1ラファエル・ナダル(スペイン代表)
@ブラジル リオデジャネイロ オリンピックテニスセンター

ごめんなさい。
タイブレークで第2セットを落とした時は、
私も弱気になりました。
でも・・・すごかったです。
こういうゲームを観ると、力が湧いてきます。
磐田の昇格以来、こういう興奮を感じてなかったので
久しぶりにパワーをいただきました!!

笑顔なき勝利と、ROAD TO TOKYO2020の始まり

第31回オリンピック競技大会 リオデジャネイロ2016
サッカー競技(男子)グループB 第2節
日本五輪代表 2-2 コロンビア五輪代表
@ブラジル マナウス Amazonia Arena (TV)

第3節 日本五輪代表 1-0 スウェーデン五輪代表
@ブラジル サルヴァドール Fonte Nova Arena (TV)

初戦のショックから立ち直り、
連動したスピーディーな攻めに、上位進出への手応えを
見せ始めていたところだけに、一次リーグ敗退は残念だ。
言うならば、コロンビア戦の前半。
取るべきところで取れなかったこと。
そして後半、守備に一瞬の隙を作ってしまい、
そこを突かれて2点も献上してしまったことが悔やまれる。
その後食らいつき、追いつく巧さと逞しさが見えて、
それが今朝のスウェーデン戦につながっただけに
なぜコロンビア戦の前半でもう少し、と思わずにいられない。
たった3試合で総括、というのもしづらいところがあるが、
世界の舞台に立てなかったこの世代の選手たちが、
世界でも戦っていける、という手応えを得られた一方で、
守備をもう少し安定するものにできなかったのか、
そして打っていけるところでシュートを打たないこと、
さらにオーバーエイジ組がどの程度効いていたのか、
(ゲームでの活躍度のほかにベテランならではの
チームのまとめ役としても。)
などといった課題、疑問が残ったように思う。
あとは、大会直前の強化体制かな。
もう少し早めにチームを招集し、守備を中心とした連携を
高めるためにも、強化試合を組んでおくべきだったのでは、
と思う。

もし、ナイジェリアが敗れて決勝トーナメントに進出
していれば、行かなかったのでは、と思うのだが・・・、

2016 SBSカップ国際ユースサッカー 第1節
静岡ユース 0-0(PK4-5) U-19スロバキア代表
U-19日本代表 0-1 U-19コスタリカ代表
@藤枝総合公園サッカー場 (Live)
20160811U19vs_costa_rica

残念ながら、あのチームがゲームを通じて成長していく
過程はもう見られない、ということであれば、
次、TOKYO2020に向けたチームを観てみようか、
と思うのは自然な成り行き。
U-19ということは、まさにTOKYO2020に向けたチームだ。
日本は五輪開催国なので、このチームはアジア予選はない。
つまり、真剣勝負を通じて強化ができる機会は、
10月に始まるU-19アジア選手権と、それを勝ち抜いての
U-20ワールドカップしかない。
一足先に世界を経験し、そこで勝つ経験を積むためにも
このSBSカップを大事な強化の場としていきたい。
見た感じは・・・巧い。
既にいくつかの親善試合を経験していることもあり、
連携もできている。
しかし・・・勝負強さ、となると先代譲りかな・・・。
ま、今日は私にとっても「初対面」。
メンバー表ととっかえひっかえ、名前を覚えるのに精一杯。
これをきっかけに、長いつきあいのスタートと言うことで。

ま、世界はこんなに甘くはないのだけれど。

SBSカップ2013国際ユースサッカー第2日
静岡ユース 1-0 U-18ウルグアイ代表
U-18日本代表 4-0 U-18ロシア代表 @草薙陸上競技場
20130816sbs-cup_vs_russia
前の職場に変わって以来、2年も観ないでいるうちに、
ナイトゲームでやるようになったんだ、と驚いてしまった。
そして久しぶりに「気持ちよく勝つ青ユニ」を観たのにも
驚いてしまった。
っていうか、ロシア。歯ごたえ、なさ過ぎ。
マークもユルユルだし、動きに俊敏性もないし。
ある意味、こちらのやりたい放題だったかな。
でも、世界はこんなに甘くない。これでよしとせず、
強豪とも渡り合えるよう、厳しくやっていってほしい。
静岡ユースもよかったね。
一昨日ひどい目にあったウルグアイに少しは返せたかな。

ところで・・・、
この方、今はこちらで監督業をしているとは・・・。
20130816sbs-cup_markun
おまけにコーチの名前もどこかで聞いたような・・・、
その割にはU-20代表に磐田ユースは誰もいないんだけれど。

今日はもう一エントリー(おまけつき)

SBSカップ2010国際ユースサッカー第1日
U-19日本代表 2-0 U-19スペイン代表
静岡ユース 0-1 U-19ガーナ代表@草薙陸上競技場

いよいよこの秋にはアジアユースが始まる。
その前にU-19を見ておきたいと思いつつも、
3日間の開催日程の中でスタジアムに行けるのは今日だけ。
(明日はダービーなのにその日にぶつけるって一体・・・。)
ということで、今日草薙へ。
U-19については、個人技に優れたスペインに圧倒されていた
ような感もあったが、そんな相手に臆することなく対していて、
少ないチャンスをうまく決めていた。
2ゴールのセレッソ永井もよかったが、
草津の菊池大介もよくチャンスに絡んでいて目に留った。
暑い中、後半は両方ともgdgdで見所がなくなってきたが
それでもよく守って2-0。見事だった。
ただ・・・U-19のメンバーに県勢が見あたらなかったのが残念。
(実はいたの? その辺詳しくないので。)
その分静岡ユースを期待してみたのだが・・・。
ガーナもガーナなら静岡も静岡、チームとして仕上がってない。
開始5分も経たないうちにどこかのようにあっさり決められるは、
笑っちゃうようなミスは出て致命的なシーンを作られるは、
どうなんでしょ。
確実に中盤が弱く、ボールが収まらないどこかのチームのよう。
前に張っている風間が気の毒で気の毒で。
そんな中でも目に留ったのは13の柴原(清水)かな、
左サイドを果敢に突破したり、中に入り込んでチャンスを作ったり。
彼の所属チームは若手育成が上手だから、ある意味心配だ。
いずれも今回のチームはまだ「ラボ」の段階だと思うので、
秋にどんなチームが出来上がるか、期待してみたい。

※今日のおまけはこれ

ちょっと寄っただけだけれど、ラーメンもいただいてきたよ。

「谷間」は終わるのか?

SBSカップ2009国際ユースサッカー第3日
U-18日本代表 1-1 (5-PK-4) U-18フランス代表
静岡ユース 1-4 U-18メキシコ代表@エコパスタジアム

真夏の風物詩として干物になりそうになりながら観戦するのが
例年のSBSカップの観戦スタイルだが、今年はホントに涼しい。
太陽光線の傾きと鋭さもどこか和らぎ感があり、
秋の訪れを感じる中でのゲームとなった。
(帰り道は、秋の虫が鳴いてたりして)
先代のユース代表は世界の舞台を踏めずじまいだったが
このチームはどうだろう・・・。
確かに大会MVPも受賞した福岡大の清武功暉はキレもあり
新潟ユースの奥山と素晴らしいコンビネーションで
相手ゴールに迫って実際に得点も上げた。しかし・・・。
フランスのプレスが厳しくなるとほとんど形を作ることができず、
後半は圧倒され続けた40分、という感じだった。
世界に立つためにはさらに完成度を高めていく必要がありそうだ。
一方、大量失点こそあったが(ディフェンス、緩すぎ)、
静岡ユースの面々には興味を感じた。
風間兄弟はさすがにうまいし、ガッツがあるなと感じたし、
磐田ユースの上村君は相手の寄せを巧くかわし
キープしたり、鋭く切り込んでいったりと、わくわくを感じた。
所属クラブも大事に育てていかねばなるまい。
4失点ではあるが、磐田ユースのGK大杉君もがんばった。
彼のファインセーブがなければ倍ぐらい失点していただろう。
それから・・、

ステキにお仕事がんばってました。